喫茶店のサンドイッチはなぜ変わったか!?
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
少し前にある方が
SNSでこんな事をつぶやいていました。
古い洋書を
フリマサービスで出品していた。
けれどもぜんぜん売れないんだよね。
そこで、出品カテゴリを
「書籍」から「インテリア」に
変えてみたんだ。
するとあっという間に高値で
落札されてしまった。
・・・というお話。
なるほど〜。
本を読みたい人
読む本を探す人が対象では、
古ぼけた外国語の本は
あまり興味を引けないわけです。
ですが、置いておくならば、
とてもステキ!だなあ
これはほしい!
・・・という人がたくさんいたわけです。
おもしろいですね。
モノは同じでも
売り方が変わると
提供する価値が変わって
人気になるんですね。
あなたのお店でも
同じことがあるかもしれません。
たとえば、
たまごサンドってありますよね?
世界的に日本のたまごサンドは
人気が高いのですが、
スタンダードな
茹でたまご&マヨネーズであえた
玉子サンドのほかに、
厚焼きたまごをパンにはさんだ
厚焼玉子サンドがあります。
最初は関西のローカルな
サンドイッチでしたが、
いまでは立派なたまごサンドの
全国的一ジャンルとなって、
これ、喫茶店メニューとしても
どんどん伸びてきているのです。
なぜ伸びるのかというと、
スマホを見つつ片手で食べられるから
なんですね。
これ、今の喫茶店では
すごく大きなメリットなんです。
にたような例で
お菓子のカールが全国販売を中止
関西限定販売になりましたが、
スナック菓子も、
手が汚れやすいスナックは
売り上げを落とし、
スマホ見ながら食べられる
ノンフライやスティックタイプの
お菓子がどんどん伸びています。
もし、あなたのお店が
カフェやスタンドなど
軽食をお出ししていらっしゃるなら、
必ず考慮する観点じゃないでしょうか。
片手で食べやすく
ちょっと持ちやすくする、
ちょっと小さめにカットしてみる
汚れないように包んでみる。
こんな工夫でいきなり人気メニューに
なってくるかもしれません。
ちなみにお菓子のカールですが、
今は「ご当地みやげ」として
大人気なんだそうです。
かつてはどこでも手に入って
知名度は抜群だけど、今は
一部地域しか食べられない。
普段の菓子としてはウケなくても
ノスタルジーあるおみやげとしては
最高ですよね。
ちょっとした工夫で
価値を変えていく。
たとえば煮玉子がある
ラーメン店さんで
『ただのゆでたまご』を出しても
人気は出なさそうですが、
「減塩でおすすめ・ゆでたまご♪」
なんて『健康感の差違』をつけると
コストダウンしつつ
人気なトッピングになるかもしれません。
価値の変更
ぜひ考えてみてくださいませ〜。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。