小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

ミスから生まれる繁盛メニュー2つのコツ

失敗メニューを
繁盛につなげる、そんなお話です。


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

 

昨日は数年ぶりの
金曜ロードショーでの
千と千尋の神隠し
放送でした。

やっぱり面白かったですね!

以前も書きましたが
たまご屋としては

「たまごから親鶏になれなかったヒヨコの神様」

オオトリさまがイチ推しです。

ぼーっとした雰囲気と
ふわふわな雰囲気

ぜひ会ってみたい
キャラクターナンバーワンです。

 

さて、昨日放送中に
バズっていた小ネタで、

「千尋が契約書の名前を
書き間違えていたから
名前を忘れずに済んだ」

というものがありました。

 


ほんとだ・・・!

 

ミスったことが
あとの成功につながる

ストーリー展開として
おもしろい点ですね。

 

ちなみに
千尋の契約自体が
無効になっていたわけでは
ないように、

現実世界でも
名前の記名ミスは
契約の有効性を減じない
んだそうです。

僕が
小林真作と書こうが
小林眞作と書こうが
双方が契約を理解できていれば
問題なく成立します。

リアルでやっちゃったら
ただ恥ずかしいだけですので、
注意ですね~。

 

◆失敗から生まれる人気メニュー

こんな風に、
料理の世界でも、

失敗したことが
あとあと成功の
もとになる

ことがあります。

下の画像の
料理の数々
これは
以前に味の素がだした
広告なのですが・・・

ぜんぶ、
失敗から生まれた
人気料理なのです。

 

うっかり
ガンガン煮込み続けて
しまったことで生まれた
豚骨ラーメン

うっかりバターを
入れ忘れてできた
サクサクのパイ生地・・・

 

そういえば
名古屋名物の
『手羽先唐揚げ』も
発注ミスから生まれた
料理なんだそうです。

 

◆『ミスして生まれた』の意味

失敗から人気メニューとは、
つまりどういうことでしょうか?

お店のご繁盛メニューを作る際に
重要な考えが2つ見えてきます。

ひとつは、

前向きな多くの試行
をしている、
ということ。

日々多くの料理をして
失敗に対しても
前向きだからこそ、
その偶然できた
おいしさを見逃さなかった
ともいえます。

 

そしてもう一つは

ストーリーとして
活用すること

 

人は、
世代や年齢問わず
逆転劇の物語が
大好きなんです。

単にめっちゃ考えて
美味しいものができた

・・・というよりも、

何かの失敗や逆境が
もとになって
美味しいものができた
良い商品ができた

そんなストーリーは
より食べる人に
元気と魅力を与えてくれます。

 

たまごや鶏がらみでいうと、

『カクテル』の由来は
コック-テイル(鶏のしっぽ)
との説がありますが、

これは
伝説の軍鶏をうっかり
逃がしてしまったミスが
娘の結婚という

幸せにつながって
生まれた飲み物だから
といわれます。

(関連:カクテルの語源は鶏さんと卵なんです(1) | たまごのソムリエ面白コラム

生の卵黄をつかうドリンク
『プレーリーオイスター』
カキがまったく手に入らない
状況で病気になってしまった事から
生まれました。

(関連:アメリカ由来の生卵料理「草原の牡蠣」って!? | たまごのソムリエ面白コラム

 

また、

卵料理は
たくさんのレシピが
世界中にありますから、
失敗からの応用やリカバリーも
いろんな可能性が出せます。

 

なにか料理でミスった時にも

「これ繫盛メニューに
ならないかな!?」

とぜひポジティブに
試してみてくださいませ!

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2024年01月6日