【英国】イースターでたまごチョコ一気食いが議論に
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
いよいよイースターが
近づいてきて、
ちょっと面白いエッグ注意喚起が
欧米発で出ています。
イースターエッグを一気食いするな-NHSの チーフ医師が呼びかけ
(NHS chief ‘killjoy’ writes blog post urging people ‘not to eat whole Easter egg in one go’ | Daily Mail Online)
この『イースターエッグ』は
クリームエッグなどを指しまして
英国でこの時期めっちゃ買われる
たまご型チョコレートの事
こんなヤツですね。
イースター仕様の限定版が
いろんな会社から出るので、
みんな買うんです。
日本でも売ってまして
すっごく美味しいのですが、
たしかにめっちゃ
高カロリーなんです。
上記の医師いわく、
「イースターエッグの
一気食いは避けるべきだ。」
「なぜなら聖金曜日から
イースターマンデーまで
診療が休診になるため、
英国人は
『できる限りのことをする』
べきだ。」
「平均的なイースターエッグは
成人男性の一日のカロリーの
3/4もある。
肥満や糖尿病や虫歯が
大幅に増えているんだから
いっぺんに食べたい、
という衝動をおさえて。」
なんてブログで書いたのです。
「もっともだ。」
と賛同されつつも、
「なんて無粋やヤツだ。」
とおおきな議論になっているんです。
このNHSは英国の
保険医療サービス機関でして
どこでもタダで医療を
受けられる、
すごく大きな公的機関。
そこのいちばん偉いお医者さんが、
盛り上がっているお祭りに
ブレーキをかけたわけです。
日本で言うなら
厚生省の偉いヒトが
春の歓送迎会とか
花見の料理にツッコミを
入れた状態でしょうか・・!?
それに対して
経済問題研究所の
クリストファー経済学部長が
「NHSのお偉いさんによる
幼稚な忠告だ。
ただ月~金に来てね、
って言えばいいのに。
NHSのボスは国民を
叱咤激励するのはやめて、
イースターを楽しませるべきだ。」
なんて反論したり、
また議員のジェイコブ・リース・モグ氏が
「NHSの鉄面皮教授め、
イースターやクリスマスに
少し余分に食べるなんて、
まったく当たり前だろう。」
と批判してまして、
SNSでもちょっとした話題に
なっているんですね~。
言ってることは
なにもマチガイじゃ
ないんです。ただ、
「今言う事じゃないだろう。」
ということですね。
まぁたしかに(笑)
でも
「このお神輿って
危ないんじゃないの?」
みたいに、
伝統であっても
現代の考えで
言うべきことは言うのも
大切な『正論』ですよね。
あとは
『言い方』の大事さ
でしょうか。
「花見で酒を飲みすぎるな。」
と言われても
「知っとるわい!」
となるわけで、
受け取り手の感情とか
タイミングって
やっぱり大事だよなあ。
と分かる一幕ですね~。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。