小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

びゃんびゃん麺と漢字とQRコード

どれだけ「情報」を詰め込めるか?

これが繫盛たまごメニューのコツです。


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

ちょっと変わった麺を入手したので
食べてみました。

「ビャンビャン麺」って読みます。

漢字すごいですね!

中国の陝西省で広く食べられている麺でして

中身は・・

めっちゃ幅広!ものさしみたい。

ゆでるとこんな幅広の麺になります。

ピリ辛のたれがめっちゃよく絡んで
おいしい!

これはハマります。

 

◆けっこう読める漢字メニュー

日本でもけっこう人気がありまして
いろんなところで食べられる麺なんですよ。

以前にSNSで見かけましたが、
中国内陸に旅行した方が
飲食店で

の文字を見て

「びゃんびゃん麺ください。」

と言ったら

「読めるの?なんで!??」

とすごく驚かれたとか。

◆漢字の情報量はすごい!?

ちなみに一文字で57画です。

 

養老 孟司さんの本だったかと思いますが、

「漢字は『一文字』の情報量が多い。

マンガが日本やアジアで普及しやすいのは、
「漢字」「漢字」「漢字」の文章と
「絵」「絵」「絵」の漫画の理解が同じだから。

つまり

『一つの文字』からの情報把握と
『一つの絵』から情報を理解して
連続絵からストーリーを理解するのは
おなじ脳のスキルなのだ。」

みたいな話があります。

たとえば

もしくは「」の一文字だけで
「本を読むシーン」がアタマに浮かぶわけで、

英語だと“A man reading books”16文字ですから
くらべるとたった2文字!で伝わる情報が
すごく多いわけですね。

つまり

漢字=QRコード
みたいなもの

「びゃん」はとくに
QRコードっぽいですね・・!

 

◆たまごメニューもどれだけ情報を詰め込めるかが大事

そして
たまごメニューも、
ひとつの料理にどれだけ多くの
『情報』が詰まっているか
がキーになります。

・どういった育ち方なのか?

・どんなニワトリなのか?

・風味は?食べる健康メリットは?

いろんな情報と共に
食べてもらうこと。

たまごは
特に付加価値が付きやすい、
なぜなら工夫「パラメータ」が
多い食材だからですね。

育ち方・年齢・サイズの選び方
歴史的ないわれ・料理の色あざやかさ
調理の方法だって世界中に
数万のレシピがあります。

ぜひ、QRコードのように
漢字のように、
多面的な『美味しそう』を
一瞬で感じてもらえる
たまご料理の魅せ方を
あなたのお店でも工夫して
くださいませ~。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2024年12月2日