ウルブルズ「明日があるさ」に学ぶ、来年の抱負の立て方
こんにちは!こばやしです。
あと残すところ今年も数日となりました。
さて、今を去ること10年前、ウルブルズがカバーした「明日があるさ」という曲を覚えていますでしょうか?
ジョージアのCM、ダウンタウンの浜ちゃんはじめ、吉本の面々が出演して大ヒットとなったあのCM曲です。20世紀最後の年末、ちょうど今頃にたくさんのバージョンのCMが流れていました。
もちろん坂本九さんのオリジナルも良いのですが、
改めて聞きなおしてみると、このウルブルズバージョン「明日があるさ」の歌詞、非常に含蓄があります。
たとえば二番の歌詞。
♪新しい上司はフランス人
♪ボディランゲージも通用しない
このあとに続く歌詞、
覚えてらっしゃいますか?
当時初めてCMで聞いた時、
軽い衝撃を受けたのを覚えています。
♪これはチャンス これはチャンス
♪勉強し直そう
♪明日がある 明日がある 明日があーるーさー♪
CM自体にサラリーマン哀歌的な要素を含んでいましたので、最初の二行の後にてっきり「だから大変なんだよなー、やれやれ。」というような歌詞が続くと思ってたんですよね。
ところが、一転してすばらしい前向きな方向へ。
まさに起承転結の「転」です。
実際そうですよね。 英語ならともかく、フランス語なんてよっぽどのことがない限り勉強しようと思わないんじゃないでしょうか。
素養ゼロの部下がいち早く上司とコミュニケーションが取れるようになったら、上司だって感動するでしょう。 みんな習ってないなら同僚に差をつけることだってできます。 確かに、チャンスがいっぱいなんですよね。
松下幸之助さんもおっしゃっておられた現状に対する「肯定的解釈力」、福島正伸さんが著書でおっしゃる「つまらない仕事はありません、つまらなくする考え方があるだけです。」という言葉と共通するものを感じます。
来年、世の中のすべてがいきなり好転する可能性は低いかもしれません。
ただし、自分の考え方ならば、すぐにでも変えることができます。
現状の受け止め方を変えること。
厳しい予測が立っているなら特に、こんな新年の抱負が必要なのかもしれませんね。
ここまでお読みくださってありがとうございます。