リーガルハイに見る、名前のニュアンスの面白さ
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
ネーミングと語感について、ふと思ったことを。
ドラマ「リーガルハイ2」、いよいよクライマックスですね!
この人気ドラマの主人公、名前が「古美門(こみかど)」弁護士というのですが、このお名前けっこう珍しいですがそこまで奇異に感じる語感ではありませんね。
米国の人気ドラマシリーズ「HEROES」では、主役の一人・日本人「ヒロ」の勤める会社は「ヤマガト工業」と言います。
これは結構違和感がありますね。
「コミカド」と「ヤマガト」
海外の人からすると、どちらもニュアンスとして変わらない印象のようです。
しかし日本人的には前者はアリで、後者はナシ。
この名前の語感に対する感覚はいったいどこから来るのか・・・? これ興味深いですねー。
反対に、海外の人にとって
マリオの「ピーチ姫」 → あり得ない
紅の豚の「ポルコ・ロッソ」 → これまた可笑しい名前に感じるのだそうです。
これは日本人にとっては分からない・・・。
こういうのって「なぜ名前としてこの語感はナシなのか?」を理屈で説明するのって、相当難しい気がします。
小説や映画、創作物ではたくさんの「珍しい名前」が作られます。上記の「コミカド」もそうですし、人気ライトノベル作家西尾維新さんの作品には「戦場ヶ原(せんじょうがはら)」という苗字を持つ登場人物が出てきます。
もちろん現実にそんな苗字はないのですが、それでも「ヤマガト」に比べると違和感は薄いのが不思議です。
文化的なものからくるのだと思いますが、それぞれの国で、いったいどれくらい住めばこのヘンが理解できるんでしょうねー。 徳島県らしい名前、四国らしい名前、なんてニュアンスもあるのかもしれません。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。(^^)