義理チョコの”義理”とは何か?
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
徳島は朝からすんごい雪で、なかなか大変な一日でした。
さて、本日はバレンタインデー。
お酒も好きだが甘いものも大好きな私にとっては非常にうれしい日です。(^^)
嫁さんからのチョコレートも、義理でいただくお菓子もありがたく美味しくいただいております。
さて、浅田次郎さんのエッセイ小説に「義理チョコとは何か?」というコラムがあってなかなか面白かったです。
そもそも「義理」っていったい何なのか?ということについて浅田さんは、
「義理」とはカント哲学で言う『近しいものや周辺のものや周辺社会に対して負う義務』つまり西洋の「ノーブレス・オブリージュ」とおんなじ意味ではないか。
ということを書かれています。
おお・・・!「ノーブレス・オブリージュ」っていうと、「持てる人高貴な人は普通のヒト以上の義務を負わなくてはいけない」っていう「騎士道精神」みたいな考え方ですよね!?
そう考えると、
「義理チョコ」とは愛に恵まれない世の男性にささやかな喜びを施してくれることを、“義務”として「持てる者」から幸せを分けてくださるというアリガタイものだということなんでしょうか。
ということは、
・「高貴」(女性)から贈る=「恵む」・・・バレンタインの「義理チョコ」
・下々のもの(男性)から贈る=「貢ぎ物」・・・ホワイトデー
ってことかもしれません(笑)
だから「義理クッキー」や「義理マシュマロ」という言葉がないのでしょうか!?(^^;)