小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

パンに見る日欧「こだわり」の違いとは

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

あるお店で、こんなパンを見かけました。

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ホテル食パン

と書いてある商品。 なかなか美味しそうです!

ホテルの食パンって、なんだか“優雅”でステキなイメージがありますよね!?

カレーだってそうです。「ホテル御用達」「〇〇ホテルのカレー」なんて書いてあるだけで、もうスンゴイこだわっていそうなイメージがあります。

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ホテル「ニューオータニ」監修のレトルトカレー

でも、これって面白いことに、欧米ではその感じ方が全然逆だったりするんです。

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このパン↑は海外の高級量販店で売られているものなのですが、

シカモアおばあちゃんのホームメイドパン

と書いてあります。

欧米では日本と感じ方が真逆で、

「『ホテルの味』ってのは人間味が少なくて冷たいカンジがするなぁ。」というイメージがありまして、むしろ「家庭で作ったおばあちゃんの味」の方がはるかに高い価値のイメージがあるんですねー。

なので、割と格の高いホテルのロビーにすら「家庭の味(ホームメイド)クッキー」が売られている、なんてことも普通にあります。プロコンセプト研究所岡野勝志さんは、「欧米人は潜在的にマザコン気質を持っている」とおっしゃっています。個人主義を尊重する風土だからこそ、理屈を超えた愛情に飢えているのかもしれません。

日本では家で「ホテルのパン」を食べ

欧米ではホテルで「家庭の手作りクッキー」を食べる

なかなか興味深いです^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2015年08月25日