特許庁長官「世の中のすべては発明されてしまいました。」
『発明できるものは、今や全て発明されてしまいました。特許庁は廃止すべきです。』
・・・・・・という書簡を大統領に出した特許庁長官がいます。
出し主は、米国特許庁長官、チャールズ・H・デュエル氏。
この書簡が送られたのは1899年。
ライト兄弟が世界初の動力飛行機を飛ばす4年前のことです。
7000を超える人工衛星、3万を超える航空機が頭上を飛ぶ116年後の現代に生きる我々は、そこからどれだけの世の中を揺るがす膨大な発明があったのかを体感しています。
「もうはまだ」
という言葉があります。
これが限界だよな
と思っちゃったらそこで終わりなんですね。
どこまで行っても、まだまだ追求できる先がある。
“可能思考”という言葉があります。
「できない理由よりもできる方法を常に考える」という発想のことを指します。
身近な「たまご」という食材ですが、
たんなるタマゴだろ。 もう良くすることなんてムリだよ。
そう考えちゃったらオシマイですよね。
もっと美味しい食事になる
もっと健康な生活を送ってもらえる
もっとワクワクしてもらう
そのためには・・・・・・!?
・・・・・・と考えていくと本当にまだまだ可能性がたーくさんあるなー。
本日も、つぎの新商品たまごの試食をしながら、ぼんやりとそんなことを思い出していました。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参照:『当たった予言・外れた予言』ジョン・マローン著・文藝春秋社)