考え方で幸せになる
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
僕たちの会社がある徳島市国府町からまっすぐ南に40㎞、海陽町という町があります。
ここ、じつは「日本一居心地が良い町」「日本一自殺率が低い町」として研究者の間でとても有名な地域なんです。
もともと大坂夏の陣で大阪が焼け、その為の木材を送り出すために人があつまった地域でして、考え方が他の地域とちょっと違うんだそうです。
なぜ自殺率が低いかの研究をまとめた本がありまして、それによると、
①「いろんな違う個性の人がいた方が良い。その方がお互い協力できることがいっぱいある。」という考えが強い
②「誰かが言っているからそうしなきゃ…」という考えがとても低い(自分で納得して決めている)
③自分が価値ある存在だと思っている人が多い(「どうせ僕なんて…」とは考えない)
④年齢が上だから偉い、じゃなくて実力がある人が評価される。
⑤みんなお互い良く話す
こんなところが他の地域と大きく違っているのだとか。でもこれって、その町じゃないとムリでしょうか?
海がきれいだから。とか、みんなお金を持っているから、とかじゃないんです。「考え方」の違いだけなんですね。
という事は、あなたの周りの仲間とみんなでこういう「考え方」をしていけば、どこにいても「日本一居心地が良い」場所になるかもしれないってことです。
スペインのバスク地方に「世界で最も美食な町」と言われる、サン・セバスチャンという町があります。
当時世界的に有名だった一人のシェフが「みんなでいっしょに美味しいもん作ろうぜ。」とお店のレシピを全公開したのだそうです。
それによって町全体のおいしさレベルが高まって、町には百を超える三ツ星レストランが生まれ、そして世界一の美食の町になったのです。
僕達が住む徳島市よりも小さな田舎町ですが、世界中から毎日たくさんのお客様が詰めかけています。
どの料理店も世界トップクラスのおいしさ…、住んでいる人たちもさぞかしハッピーでしょうね。
これも、『大きなレストラン街を建てたから大成功!』‥‥‥とかじゃないんですよね。
みんなの「考え方」が変わったのがきっかけ。
これって、海陽町の人たちとなんだか似ていますね。
田舎町セバスチャンのシェフのように、まず自分が考え方を変える事で、周りが変わるかもしれません。
そしてみんなの考え方が変わると、今度は行動が変わる。
そうして……日本一居心地が良くなったり、世界一美味しいものであふれる町になったり、あなたの一生が幸せに輝くかもしれません。
ワクワクしますね!