小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

こんな商品名はあとあと困る

洋菓子店・飲食店さまご繁盛につながるお話を毎日してます!


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

新型コロナに

「抗体カクテル療法」

の薬投与が緩和されましたね。

 

重症者の抑制ができるのは

とっても良い事です。

 

ただ…

そのネーミング

 

もし、今後

ひろく普及していったら

お酒の「カクテル」

がとっても調べにくく

なっちゃいますね‥。

 

じっさい現時点では、

「カクテル」

でニュース検索すると

点滴のお話しか出てきません。

これ、意外とやっかいなんですよね。

 

たとえば僕は先月ブログで

『哲学者の卵』なる

中世の古い道具について

書いたのですが、

手元の書籍はともかく

ネットで調べものしようと思っても、

 

『哲学者のタマゴ』って

検索すると「新人哲学者」のこと

しか出てこないんですよ。

 

「〇〇のタマゴ」ってのは、

新人さんのお話ばっかりです……

 

ちなみに「ゆでたまご」

で調べると、

あの人気プロレスヒーロー漫画に関するページが

大量にひっかかってきます。

 

あと、

新米の時期なので、

お米に関するニュースを

調べようと思ったのですが、

 

「米」で調べると、

ほぼおコメのニュースは出てきません。

 

モデルナ社は…」「欧では…」

アマゾンのシステム障害が…」

みたいな記事ばかり。

 

何が言いたいかといいますと、

何かメニュー名を考えたり、

イベント名なんかを打ち出すときは、

検索で被らないものにする必要がある

という事なんです。

 

たとえば昨年末、ローソンから

「チンするだけでおうちクリスマスパーティ」

として、

『ラクパ』なるキャンペーンを

提唱していたのですが、

当時「ラクパ」で検索しても

楽天の駐車場シェアリングサービス

「ラクパ」

ばっかり出てくるんですね。

ローソンの方が気になって調べても、

なかなか行きつきませんでした。

ちなみに楽天は2017年サービススタートですから、

ちょっと頑張れば避けられたんじゃないかと思うんですよ。

 

フツーに発信力のあるローソンさんですら

こうなるわけですから、

僕たち中小企業は推して知るべしです。

 

避けられるものは避けておく方が無難じゃないかと思います。

 

有名ライトノベル作家で大崎アイルさん

という方がいらっしゃいますが、

 

これ、「大崎」も「アイル」も

大阪にある隣あう駅名から

付けられていまして、

 

「検索しても地名や不動産ばかりヒットする…。」

とTwitterで嘆いておられました。

 

今はヒットする本を何冊も出されていて

そんなことは無いと思いますが、

出版されてから(もう変更できないので)

ずいぶん後悔されたとか。

 

あなたのお店のこれからの

メニュー名、店名、キャンペーン名、

アイデア段階でちょっと検索して

確認しておくと良いのではないでしょうか。

 

ただし…!

相乗り的に大手企業さんの発信力と

勝手に相乗効果を出すことも

僕たちには必要でして、

 

それについてはまたの機会に

ご紹介できればと思います。

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2021年09月3日