玉子料理は面倒くさいから粗利がとれる
外食店さま向けの記事です。
コロナ禍で特に感じることが
多くなっている「面倒くさい料理」
玉子料理ではそこが利益の源なんです。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
少し前ですが、
「簡単そうに見えて実は面倒くさい料理ランキング」
という記事がネットで上がっていました。
1位 ポテトサラダ
2位 唐揚げ
3位 冷やし中華
でしたが、なるほど納得ですね。
そもそもカンタンそうには見えない気もしますが、
見た目よりもずっと面倒くさいという意味でしょうね。
ポイントとしては、
どれも工程が多い
食材や準備物が多い
ことが共通してますね。
もうひとつ
これらに共通する特徴は、
外食・テイクアウトの定番
なことじゃないでしょうか。
面倒くさい
だから家でつくらない
なので外で食べる
こんな構図ですね。
ポテトサラダや唐揚げの無い
居酒屋なんてほぼ無いですし、
コンビニで冷やし中華を
買った経験は一度や二度じゃないでしょう。
つまり、「面倒くさい」料理は
外食の独壇場なんですね。
そこに価値を大いに感じてくれている。
さて、
そんな家でつくるのに難しさを感じる
料理のひとつが、
「玉子料理」
なんです。
以前も少し紹介しましたが、
20代の若者は、
60代の半分しか毎日卵を食べていません。
(関連:なぜ玉子料理メニューで粗利が取れるのか!?-たまごのソムリエ面白コラム)
たまごかけごはん以外の
たまご料理って、
どれも多少の「技術」を習得しないと
おいしく作れないんですよね。
もちろんカンタンにできるコツも
たくさんありますが、
それでもプロが作るものと
大きな差が出やすい食材です。
いくら練習しても
一日300食つくる
ホテルの朝食シェフさんには
かなわないですし、
一日中焼き続けている
築地の玉子焼き専門店さんの
ようにはなかなか作れません。
原材料費はそう高くない分、
たまご料理は、外食さんで
「面倒さ」と「技術料」を利益に変えられる
利益提供食材でもあります。
であれば、
「よりめんどくさそうなたまご料理」が
もっと価値を感じてもらえるわけですね。
最近であれば、
トルネードオムライスや
ふわふわスフレオムライス
みたいな、
ちょっとひと手間のオムライスがとても受けています。
煮たまご
だしまきたまご
も、低温でじっくり作って
とろとろの食感にしたり、
たまごかけごはんでも
48時間かけるレシピ
なんてものもあります。
ああ、これ家じゃ作れないな
そう思わせる工夫で、
ぜひ利益の源になる
玉子料理を人気メニューにしてみてくださいませ。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。