自社がオンリーワンになる「えびすまつり」の詣で方とは
えびすまつりに行ってきました。
先代の頃から毎年、
皆を代表して
欠かさず参っているんです。
それも、ウチはかならず残り福、
ということで
11日の「のこりえびす」です。
ちいさいころにたった一度だけ
先代である父と一緒に
詣でた事がありまして、
大勢の参拝客でごった返す中
父はたった一人だけ
かしわ手を打った後
「しょお~ばいはんじょ~う!しょお~ばいはんじょ~う!」
って大声で言って、
お祈りをしたんですね。
僕が小学6年生くらいだったかと思います。
いや~、恥ずかしかったですねェ。
だって、
他にそんな人いないんですよ。
でもいま、
僕も同じように
大きな声で声を出してます。
笑われる事もありますが、
年によっては
「その通りっ!」って他の参拝客から
合いの手も入ります。
元気を出して、行きたいですね~。
昔、台湾でお寺をまいった事が
あるのですが、
沢山の方が供物をささげて
熱心にお祈りをしていました。
「真剣なお願いがあるんですね~。」
と案内の方に尋ねたら、
「いえ、願いが叶ったら、お礼をするんです。」
との事。とてもビックリしたのを覚えています。
日本だと、
「願い事だけ」が一般的ですよね。
たとえば初詣って
日本一参拝者数が多いのが明治神宮
今年は320万人だそうですが、
「去年はお世話になりました!」
「おかげで願いがかないました!」
・・・とお祈りする人って
どれくらいいるんでしょう!?
僕も見かけるまで
考えた事すらありませんでした。
聞いた話だと、
タイやベトナムでも
願い事が叶ったら
お礼をするのが普通だそうで、
干支のハナシだって
年末にはすっかり忘れる日本人は
最初だけ熱心に、って気質なのかもしれません。
ですのでそれに気づいて以来、
毎年の詣では「昨年のお礼も」
…という気持ちで参る事にしています。
ちなみに「えびす様」は
『鶏が大きらい』という伝説がありますので、
願い事の方は多くをのぞまず
「自分で叶える決意表明」くらいの気持ちでいようと思ってます(笑)
さて、僕たちの仕事
たまごのお届けも同じで、
「売った後」の事が大事
なんじゃないか、と思うんです。
お店でのたまごご採用が決まったあと
そのお店で食べるお客様が
どんな反応をしてるのか
提案したメニューがお店の
ターゲットに合っていたのか
POPなど他に伝えたい
情報は無いのか
納品の頻度、ロットは適正なのか…
納品後のハナシがずっと大事です。
大阪の墓石屋さんに、
「売った後」のケアと
コミュニティづくりが
めちゃくちゃしっかりしていて
それで業績を伸ばしている会社があります。
一生に一度しか買わないでろう
墓石なのに、売った後のケアができるんですから、
それに比べると
毎週々々お客さんのお店に
納品している僕たちは、
もっとその後のことを
聞き取り続けないといけないな~と感じます。
ぜひ、納品の時にはお気軽に
感想や、ご指摘、激励を
おっしゃってくださいね~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。