〇〇そう…!と思わせるとたまご料理が繁盛メニューになります
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
北京オリンピックのフィギュアスケート
羽生結弦選手の4回転アクセル、
残念ながら失敗でしたね。
現在8位。
インタビューでは
「今考えるとあと1センチずらしておけば、
ということも考えてしまう。」
とのことで、1㎝で天国と地獄
ホント厳しい世界だと感じます。
そもそもなぜ僕たちは
「難しいこと」に
あこがれるんでしょうね。
料理も「難しさ」と「あこがれ」に
大きな関係があります。
少し前に、海外のSNSで
「いとこが彼氏に『鍋で卵を4つ茹でて。』と頼んだら…」
という写真がバズってました。
My cousin told her man to put 4 eggs in a pot to boil..this is what he did… pic.twitter.com/YeW5GVXpAZ
— Sam’Ron🌻 (@samdascam) September 21, 2021
ゆ、ゆでたまご・・・!?
うーん、先に割っちゃったら
ちょっと・・ムリですね~。
でも、冗談じゃなくって、
たまご料理って
知らない人からすると難易度高くって
人によっては茹でたまごだって
未知の難しさなんです。
イギリス大手スーパーチェーンの調査では、
『英国に住む10代若者の8割は卵の茹で方を知らない』
というデータがあります。
また、
米国では
日本の『家庭科』にあたる授業(FCS)を
受ける学生はたったの4%だそうで、
前述のゆでたまご未遂(?)事件も、
「米国教育省の予算削減の結果だ。」なんて
厳しいコメントも出てるくらいです。
話はそれますが、
目玉焼きって英語で
「フライドエッグ」って言うんですよね。
直訳すると『たまご焼き』
以前アメリカに住んでいたとき、
『日本の玉子焼き』を説明するのに
ちょっと苦労したことがありました。
知らない人に、
『卵を混ぜて味つけして、
重層的に焼きながら巻いて
ケーキのように固めた料理』
を想像してもらうのって
難しかったんですね。
同じように、
たとえゆでたまごでも、
「あまり作ったことのない」料理は、
指示されてもその調理過程を想像できず
「どうやるんだっけ???」と
トンチンカンなことを
やっちゃうんですね~…。
たまご料理って実は
「調理スキルがないとできない」食材です。
たまごをおいしく食べるには
なにがしかのちょっとした
調理技術がいります。
オムレツしかり、
玉子焼きも親子丼も…
ですので、
たまご料理は、プロの技術
より難しそうにみえるほど
「食べたい!」のニーズが高いんです。
ぜひ、定番のたまごメニューを
ちょっと見せ方に工夫をして
『難しそう』で『魅かれる』たまご料理、
イコール繁盛メニューにしてみませんか。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。