こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
本日は
エイプリルフールですね!
ヤフーニュースが
「エイプリルフールのウソで
逮捕されることもあるぞ!」
なんて記事を上げてまして
なかなか興味深いです。
・・・そのせいじゃないですが
今回は当社は
エイプリルフールネタはナシです。
ですが、
エイプリルフール
っぽいたまご
ならあります!
かいじゅうのたまご
というウチの人気商品。
これは、
「もったいないをなくそう」
の取り組みから生まれました。
雀班卵(じゃくはんらん)
って言いまして、
そばかすっぽい斑点が
ついたたまごです。
一定の割合で
どうしても生まれる、
見た目が通常ではない
斑点などが多いたまご。
中身は美味しい
イイたまごなのに、
卵殻の見た目が悪いと
商品にはなりません。
お客様の不振になりますから。
じゃあ、
そればっかりを
集めたら
面白いんじゃ
ないか・・・!
・・・と考えまして
この商品が生まれました。
せっかくの命を
いただくのですから
ちゃんと理解してもらって
食べていただく
さらに楽しんでもらえれば
最高ですよね!
なので売り場にも
ちゃんと
「フードロス対策に」
と書いてあります。
子どもさんがワクワクして、
しかも食育として
フードロスを学ぶきっかけになれば
と思います。
発売当初から
ビックリするくらい
好印象の反応を頂いておりまして
昨年は
有名百貨店でもギフトとして
多くの方にお出しを致しました。
そして、
ウチにとって
思わぬメリットが
あったのです。
ウチのスタッフが
選別の際にこの
雀班卵を見つけると
おっ!
と思ってちょっと
うれしくなるんですね。
これってつまり、
スタッフの
心を守る
ことになるんです。
◆品質ともったいないの矛盾
おそらく
いろんな食品・食材生産の
会社でそうだと思うのですが
品質を厳しく追及すると、
どうしても商品として
販売できない規格外が
増えます。
食品会社って
『食べ物を捨てる会社』
でもあるわけです。
場合によっては
返品・規格外・売れ残り
これらを大量に捨てなくては
いけません。
これって
傷つくんですよね~・・・。
「食べ物を無駄にすると
バチが当たるよ。」
と育てられていると、
「良い品質を。」
という気持ちと
「捨ててしまって
申しわけないな。」
という気持ちの
板挟みで苦しむ気持ちが
どうしても出てくるんですね。
しょうが思いつつ
ちょっとずつ心が
傷ついていくんです。
ですので、
「あえて不揃いだから
魅力になった」
という
『かいじゅうのたまご』は
そんな心を救う商品でも
あるんです。
新鮮で良い品で
見た目が面白い。
大事にお届けしていきたいですね。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。