小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ちょっとつぶやき 記事一覧

本日も、飲食店さん小売店さん洋菓子店さんの繁盛のためにお伝えします!

 

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

実は引っ越しまして、

我が家の冷蔵庫が17年ぶりに

新しくなりました。

つい最近、SNSで話題になっていましたが、

なんと!

最近の冷蔵庫は

マグネットがひっつかない!!

 

子供のプリントが貼れないじゃないか~!

なんてビックリしております。

 

そんな冷蔵庫の変化を見て、

思い出したお話をひとつ。


ずいぶん前ですが、

冷蔵庫なんかの

ステンレス・アルミ加工をされている

会社の副社長さんから聞いたお話。

 

昔はあちこちに八百屋さんがあって、

そこでちょっと野菜を買ったり

 

店内に小さな冷蔵ケースがあって

アイスクリームなんかを

買ったりしてましたよね?

そういった小売店向けの

冷蔵庫(冷蔵ケース)が

昭和の後半には

ものすごく注文があったのだそうです。

 

ところが、

いきなりパタッと注文が減った、

八百屋さんは全国すごい勢いで

減り始めたんですね。

 

何があったかというと、

冷蔵庫の性能が上がって

中にたくさん入れられる

ようになったからなんだそうです。

 

スーパーさんがいっぱいできたから

八百屋さんがつぶれた

じゃなくって、順序が逆だそうで、

 

一回の買い物で沢山入れられるから、

誰も八百屋さんで

アイスも野菜もちょっとずつ

買わなくなってしまった。

それで、まとめ買いできる

スーパーが増えた。

 

「電化製品が進化したから

街の八百屋がつぶれたんだよ。」

 

その社長さんいわく、

冷蔵庫なんて

違う業界のハナシだから

 

最近何で売れないのかなあ?

理由がわからない、

って言いながら八百屋さん次々と廃業していったんだそうです。

 

これって、すごく考えさせられます。

不動産屋さんも、

昔は人通りの多い所に事務所

かまえて良い物件を貼りだせば、

お客さんは来てくれました。

 

今はネットで探さない人

いないですよね?

 

やっぱり同じで、

ネット普及したころ、

「なんかお客さん来なくなったなあ。」

「こんなに人通り多いのに。」

って不思議がりながら廃業したところも多いのだとか。

 

こんなカンジで、

ゼンゼン違う業界の革新技術が、

自分達に大きく影響するかもしれない

 

でもまったく気づかずに、

なんでかなぁ…?

って考えながら衰退するのって

ホント、ホラーですよ。

 

たとえば、スナック菓子では、

「手が汚れるもの」は売れなくなりました。

スマホが触れなくなるから。

 

あの「カール」が販売終了になったのは有名ですよね。

手が汚れない「じゃがりこ」の売上は伸び続けています。

 

あなたのお店のおつまみで

出しているフライドポテトは、

どうでしょうか?

 

シュークリームは、

両手で食べるサイズなのか、

片手スマホで片手で食べられるのか

ちょっとした違いが

大きな売上差になるかもしれません。

たまごサンドイッチも、

厚焼たまごのサンドイッチが

流行ってきているのは、

 

もしかすると

普通のサンドイッチより

片手で食べやすく、

スマホ触りながら食べられるから

なのかもしれません。

そう考えると、サイズも変わってきますよね?

 

老人が増えると、

スーパーさんでは、その商品の

値段表の文字が小さいだけで、

売り上げ激減するそうです。

 

加えて、一番上の段はとどかないんで、

売上皆無になったりします。

一番目立つ場所だぜ!なんて考えて

いたら売れない理由がサッパリわからなくなります。

 

ぜひ、

あまりカンケー無さそうな業界の

新しい進歩も、つなげて考えてみてくださいませ。

 

ちなみに卵は、

平安時代に“仏教”が流行ったおかげで

いっさい食べられなくなったことがあります。

 

800年間も!

 

激動する流行りのなか、こんどは

消えて行かないように

お客様といっしょに

ぜひ革新していければと思います。

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2021年09月8日

洋菓子店・飲食店さまご繁盛につながるお話を毎日してます!


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

新型コロナに

「抗体カクテル療法」

の薬投与が緩和されましたね。

 

重症者の抑制ができるのは

とっても良い事です。

 

ただ…

そのネーミング

 

もし、今後

ひろく普及していったら

お酒の「カクテル」

がとっても調べにくく

なっちゃいますね‥。

 

じっさい現時点では、

「カクテル」

でニュース検索すると

点滴のお話しか出てきません。

これ、意外とやっかいなんですよね。

 

たとえば僕は先月ブログで

『哲学者の卵』なる

中世の古い道具について

書いたのですが、

手元の書籍はともかく

ネットで調べものしようと思っても、

 

『哲学者のタマゴ』って

検索すると「新人哲学者」のこと

しか出てこないんですよ。

 

「〇〇のタマゴ」ってのは、

新人さんのお話ばっかりです……

 

ちなみに「ゆでたまご」

で調べると、

あの人気プロレスヒーロー漫画に関するページが

大量にひっかかってきます。

 

あと、

新米の時期なので、

お米に関するニュースを

調べようと思ったのですが、

 

「米」で調べると、

ほぼおコメのニュースは出てきません。

 

モデルナ社は…」「欧では…」

アマゾンのシステム障害が…」

みたいな記事ばかり。

 

何が言いたいかといいますと、

何かメニュー名を考えたり、

イベント名なんかを打ち出すときは、

検索で被らないものにする必要がある

という事なんです。

 

たとえば昨年末、ローソンから

「チンするだけでおうちクリスマスパーティ」

として、

『ラクパ』なるキャンペーンを

提唱していたのですが、

当時「ラクパ」で検索しても

楽天の駐車場シェアリングサービス

「ラクパ」

ばっかり出てくるんですね。

ローソンの方が気になって調べても、

なかなか行きつきませんでした。

ちなみに楽天は2017年サービススタートですから、

ちょっと頑張れば避けられたんじゃないかと思うんですよ。

 

フツーに発信力のあるローソンさんですら

こうなるわけですから、

僕たち中小企業は推して知るべしです。

 

避けられるものは避けておく方が無難じゃないかと思います。

 

有名ライトノベル作家で大崎アイルさん

という方がいらっしゃいますが、

 

これ、「大崎」も「アイル」も

大阪にある隣あう駅名から

付けられていまして、

 

「検索しても地名や不動産ばかりヒットする…。」

とTwitterで嘆いておられました。

 

今はヒットする本を何冊も出されていて

そんなことは無いと思いますが、

出版されてから(もう変更できないので)

ずいぶん後悔されたとか。

 

あなたのお店のこれからの

メニュー名、店名、キャンペーン名、

アイデア段階でちょっと検索して

確認しておくと良いのではないでしょうか。

 

ただし…!

相乗り的に大手企業さんの発信力と

勝手に相乗効果を出すことも

僕たちには必要でして、

 

それについてはまたの機会に

ご紹介できればと思います。

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2021年09月3日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

スターバックスが

フラペチーノのストローを

すべて紙ストロー化する

と発表しましたね。

 

賛否あるようですが、

変化対応、という意味では英断だと思います。


僕はたまご屋になる以前、

食品メーカーの開発研究者だったのですが

その時に得た最大の学びは、

 

「大手はゼッタイ手を抜かない」

 

ということ。

 

その食品会社の主力商品のひとつに

「味ぽん」という調味料

がありました。

というか、いまもあります。

発売後57年も続いている

ずーっと全国売上シェア№1

の商品です。

 

なにがスゴイって、

毎年、味のリニューアル

をしていたのです。

 

毎年ですよ?

 

とても優秀な先輩たちが

何人も担当して、

味を毎年変えるんです。

 

「今の味でも売れてるんですよね?」

「なんでそんなことするんですか?」

 

と、聞いてみたのです。

その答えは、

 

「味を変え続けないと、

かならず飽きられるから。」

というものでした。

 

味ぽんって、

発売当初はもちろん

「鍋を楽しむ」ためのものでした。

 

でも途中から、

おろしハンバーグにかけたり、

サンマにかけたり、

醤油代わりにつかったり、

 

食シーンでの

用途がだんだん変わってきたんです。

 

すると、使い方がちがうから

合う味だって変わる。

 

また、今の若い人は

酢の物なんて食べません。

「酸っぱい」

に慣れてないんです。

 

「だったら酸味は

ちょっとまろやかな方が喜ぶよね。」

 

こんなふうに、すこしずつ、

世の中に合わせて

味を変えているんです。

 

聞いてみたら

カルビーの

ポテトチップスだって、

バーモントカレーだって同じでした。

 

ながく売れているからこそ、

手を抜かずにしょっちゅう

リニューアルしているんです。

 

そうやって進化つづけて、

やっと「変わらぬ美味しさだね。」

と言ってもらえるんですね。

 

ところが、

中小企業はどうでしょう?


以前、県の勉強会で、

ある大手百貨店のバイヤーさんと

お話する機会がありました。

 

いわく、

「『〇〇年の伝統』があって

『頑固に味と製法を守っています』

って、

ホント多くの方がおっしゃるので、

正直ウンザリします。」

とのことでした。

 

つまり、小さな会社の多くは、

「味を変えないこと」が

作り手の矜持であって

強みだと思っているんです。

 

そして、徐々に飽きられる。

ところが、大手は違ったんです。

どんなに売れてる商品でも、

ためらわずに

時代に合わせて変えている。

 

でもそれって、ホントは

中小企業の強み

なんじゃないでしょうか!?

 

一回の生産ロットだって小さいんですし、

小さい会社の方がより

細かい変化対応ができますよね?

 

春夏秋冬で年4回味を変えたり、

極端に言うならば、

毎月味を変えることだって

できるはずです。

 

※僕たちもそう思って「夏のあっさりたまご」

という商品を作りました

 

どの分野でも同じかもしれません。

任天堂へゲーム機を修理に出すと、

子供が貼ったシールまで付け替えてくれるそうですね。

 

しかもおんなじ角度で

わざわざ貼りなおしてくれる。

 

サービスに感動したいろんな人が

SNSにアップしています。

象印へポットの修理を依頼すると、

まず「修理中に使う代わりの電気ポット」を送ってきます。

それが入っていた段ボール箱に、

修理するポットを入れて送り返すんです。

 

実に細やかなサービスですが、

こんなのもホントは、

小回りの利く中小企業の得意なサービスのハズ。

 

小さなたまご屋の経営者となったとき、

ボクはこの事実に恐怖しました。

 

業界大手のとても優秀な人たちが、

いっさい手を抜かずに、

ぼくたちの得意な領域で

強みを発揮してくる。

 

きっと、たまご業界もそうだろう。

じゃあどうすればいいか?

 

ボクらも手を抜かずに

取り組むしかないんですよね~。

 

取引先のラーメンチェーン店さん。

二十数店舗を全国で展開する

有名店さんですが、

 

本部にお邪魔するたびに

「スープを新しい味にしたんだけど、

今度のはどう?」

 

と試食をさせてもらいます。

こうやって今があるんだなぁ、

と元気をもらっています。

 

手を抜かずに、

勇気をもって

変化していきます!

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2021年08月28日

本日は、たまご料理タブーと飲食店さんのサービスについて。


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

『スーパーのシニアデーに「ゆっくりレジ」が用意されている』

とSNSで話題になっていました。

 

店内アナウンスがあり、

「今から『ゆっくりレジ』が一部用意されます。

小銭をゆっくり出してください。

店員と世間話をしてください。

のんびりお会計してください。」

 

と流れていたそうで、

急ぎの方は普通のレジへ、

ゆっくりの人は専用レジへ、

という流れだそうです。

 

ステキですね~。愛を感じます。

効率重視なだけじゃなく、

地域のお客様に喜ばれる方針じゃないでしょうか。

 


〇情愛からできた戒律ってけっこうある

以前、食の宗教タブー話をしましたが、

厳格ルールのイメージがある「戒律」には、

根っこに

「『愛情』って大事だよね。」

という観点があります。

 

例えば、ユダヤ教では

「卵と鶏肉」

を一緒に料理するのは

重大なタブーのひとつ。

 

これは、

親子を一緒に料理するなんてかわいそうじゃん。

という考えから来ているんです。

(同じ理由で乳+肉のチーズバーガーも食べません)

また、

ヒンドゥー教では牛を食べませんが、

インド人の知人に

 

ウシを食べないのは、

牛乳で赤ちゃんからボク達が育ったからだよ。

お母さん大事にしなきゃダメでしょう?

殺したらかわいそう。

と聞いた事があります。

 

これも、同じ発想ですよね。

一見、厳しく見えたり、

理不尽なルールがあっても、

 

実はそこに愛情があれば、

みんな納得するんです。


冒頭に言った

ゆっくりレジだってそうです。

 

たとえば「顔見知りだから」なんて理由で

特別サービスをすると、そんな

えこひいきや不公平ルールって

マイナスに働きますよね。

 

でも、そこに「愛」や「気づかい」

ちゃんとした『理由』があれば、

独自のルールは、逆に

お客さまに喜ばれる

「強みと差別化」に

なるんじゃないでしょうか!?

 

子連れお母さんに評判のお店で、

「おむつ・ミルクありますので言ってください。」

「哺乳瓶洗浄します。お気軽にお申しつけくださいね。」

というサービスをしている飲食店さんがあります。

 

大変なお母さんに、ホッと一息ついてほしい

そんな想いのサービスです。

僕のようなおっさんが一人で食べにいっても

「そんなのズルい!」とは思わないですよね。

 

僕の知る方で、80歳超えて

野菜の通販ショップをしている方が

いらっしゃいますが、サイトには

 

『昼間は畑に出ているので、日中は

電話も出ません、メール返信もしません』

と書いてあります。

 

なるほど、そりゃそうだな。

作業しているよなぁ。

 

きっと連絡つかなくても

買う人は不満ないんじゃないでしょうか。

 

逆に頑張っている感とか

親しみを感じますよね。

 

知らなければ、

『すぐ連絡つかないなんて!(怒)』

とクレームになる事もあるでしょうけど。

 

シャワールームを増設して

「トラックの運転手さんだけシャワー無料」

としているラーメン屋さんもあります。

幹線道路沿いの深夜が強いお店です。

 

一人暮らしで若かったころ、

「学生さんだけ卵サービス」

の定食屋さんがあって、

とても重宝したのを覚えています。

あれはうれしかったなぁ。

 

ですので、あなたのお店でも、

お店で「一番大切にしたい人」を決めて、

 

皆が納得するルール

「ちょっとえこひいきのサービス」

を考えてみるのも面白いんじゃないでしょうか。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2021年08月27日

今日はメディアさんが望んでいること、のお話を。

 

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

駅弁販売企業の取り組みが

ニュースになっていましたね。

『老舗が仕掛ける「真剣にふざける」ビジネス』

としてタコつぼに入った大人気のお弁当「ひっぱりだこ」やアツアツのお弁当がたべられる「あっちっち弁当」などの紹介と、

 

「会議でギスギスしすぎない」

「駅弁という文化を忘れさせない」

新しい取り組みの様子が映されていました。

 

「ちょっとした旅行のワクワク感を、

駅弁で味わえてうれしい。」

なんてお客さんの声もありました。

 

駅弁業界って、特に大変な状況だと思います。

そんな中で前向きな出る取り組み、

僕も「何かやるぞ!」という気になります。


さて、今日のテーマは、この「取材」に関する事。

 

「読んで幸せになる情報って、

がんばって動かないと

僕らの手に入らないんです。」

 

以前、

新聞記者さんからのご取材中

そんなお話を聞きました。

 

いわく、

不幸なニュース・事故や事件の情報は

わりとほっておいても

すぐに耳に入ってくる。

 

ところが、

何か前向きなニュースや

何かを始めたワクワクする情報って、

「こちらからどんどん聞いて回らないと

なかなか手に入らない」

のだそう。

 

なるほど、

分かる気がしますね。

 

「新聞を読む人には、

読んで暗い気持ちになるよりも、

読んで明るく元気になって欲しい。

 

そう思って紙面を作ってます。

だから、

いっつも探しているんです。

 

何か楽しい情報や

面白いことをしている人がいたら

ぜひ!おしえてくださいね。」

 

…と、そんなお話でした。

何が言いたいかと言うと、

3つあります

 

まず、

あなたがお店でイベントや

何かの取り組みを始めたら、

 

ぜひとも

新聞社さんやテレビ局さんに

FAXなんかで連絡すべきということ。

 

だって、

相手はそんな情報を

探しているんですから。

 

じっさい、その記者さんは、取材のあと

ときどき、折に触れて

「何か面白いことやってませんか?」

って電話をくださるようになりました。

 

そして、あなた自身が

ハッピーになる情報も

自分から集めないと

手に入らないかもしれない

ということです。

 

新聞記者さん、

情報収集のプロがそうなんだから、

ぼくらなんかなおさらですよね。

 

たとえばネットニュースを見ても、

新聞読んでも、流し読みしてると

「コロナ重症者〇〇〇人増加」

とか

「またの緊急事態宣言で飲食店悲鳴」

みたいな記事はパッと目に入りますけど、

 

そのなかで

あえて頑張っているお店の記事

奮闘しているお医者さんの記事

ってちょっと頑張って見出しを探さないと見つからないですよね。

 

無意識に読んでると

深刻:ハッピーで9:1くらい?

 

じゃないでしょうか。

せめて5:5くらいに意識したいですよね~。

自分の元気のためにも、

元気のでる情報探しって大事です。

そして、自分達が

世のため人のためであること

 

先ほどの記者さんに

「いま何か面白いことやってますか?」

と聞かれたときに、

「どんなことをやっていたら面白いですか?」

と聞いてみたんですね。

 

すると、

「やっぱり、誰かのためになっている方が面白いですよね。」

との事でした。

 

「新しい商品を出したとか、

新しい取り組みをする、

なんてこともいいですが、

 

やっぱり地域のためになっている

こととか、

誰かがすごく喜ぶようなこと

の方が、より記事として載せたいです。」

 

そりゃそうだな。

自分だってそんな記事が読みたいなぁ。

と思ったのを覚えています。

 

ですので、まず

僕が儲けたいとか

こんなことをしたい

も大事ですが、

 

お客様が〇〇になってほしい

町が〇〇〇になったら

子供さんが〇〇してくれれば

働くお母さんが‥‥

ご来店した方が…

 

と、主語を誰か

相手さんに変えて言えること

を考えているかどうか。

 

すくなくとも、

情報を扱う方は、そこに興味をもってくださるようです。

すなわち、それを読む多くの方も同じですよね。

 

まとめますと、

➀ハッピーな情報は探しにくい

②メディアはそれを常に探している

③「世のハッピーため」がベスト

 

僕たちの仕事の目的は、

たまごを通して、

美味しさと健康と繁盛をお届けすること。

 

ビジョンは

日本一ご飲食店さまを元気にする会社になる

事です。

 

あなたと一緒に、ぜひ!

世の中がハッピーになる事をしてまいります!

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2021年08月26日

「もののけ姫」

昨日の金曜ロードショーで

やってましたね。

 

いや~、何度観てもいいもんだなぁ。

と、思いましたが、

気になったのは本編じゃなく

CMのほう。

 

どんな企業が

「金曜ロードショー」に

CMしているか

ご存知ですか?

 

Amazonプライム

ネットフィリックス

hulu(フール―)

スカパー

これすごくないです?

どれも有料の映画配信サービスですよ。

そろい踏みです

 

つまり、

金曜ロードショーで

映画を観てる人たちに、

 

「CMあるとタルいでしょ?

有料で映画みたら

いつでもどこでも

楽しめるよ!」

 

ってCMしてるんです。

いやホントにこんな内容で。

 

すごい矛盾ですよね。

 

金曜ロードショーの
視聴率が上がればあがるほど
番組ファンが獲られていく‥‥‥

僕が責任者なら、

「ライバルのCMなんておことわりだよ!」

なんて断ってしまいそう

 

金曜ロードショーは

ふとっぱらなのか

それとも判ってて

余裕がないのか‥‥‥


ただ、これ、

日テレ V.S Amazonとか

日テレ V.S ネットフィリックス

 

つまり

大手 対 大手

の対決です。

 

まぁ、ゴジラ 対 キングギドラみたいな。

いっぽうで、

全ての業界のなかで、

大手 V.S 中小企業

の対決がとびぬけて激しい

業界がありますよね。

 

ゴジラ 対 スモウとり

くらいのカンジになっちゃってる業界。

 

そう、

飲食業界です。

あなたが繁盛するカフェを
コツコツ築いても、

いきなり明日、
隣にスターバックスが
できるかもしれない‥‥‥

あんまりこういう業界って他にありません。

クリーニング店の「となり」に
超大手企業が来たり、

自動車修理店のとなりに
でっかいトヨタの修理工場が来たり、

なんてことはそうないですよね。

こんなの
あと考えられるのは、
スーパーさんくらいでしょうか。

 

そして、大手は、平気でマネをします。

上場企業でも、

良く言えばフットワークがイイ、

悪く言うなら節操のないことをするんですよ。

 

ゴジラが本気でスモウを取りに来てる。

だったら、

 

ゴジラと「算数」で勝負

するしかないですよね!

 

すなわち、

勝負する土俵を

どれだけ変えられるかが、

 

ケンカしないで勝つ

小規模外食店さんの

生き残り方法です。

 

ぼくたちも、

取引先の飲食店さんと

打ち合わせするときは、

徹底的に、

このライバルさんとの価値の変え方を話し合います。

 

ぼくたちの約1600件あるお客様のうち、

だいたい100件くらいが毎年廃業されます。

 

過去55年のなかで、

いろんなお店さんを見てきましたが、

ながく生き残るお店さんには、

ハッキリ共通点がありますね。

 

伝えている「価値」を、

なんらかのカタチで

やっぱり変えています。

 

そんなお店さんは、

となりに大手企業が出店しても、

影響は小さいです。

 

たとえば、お世話になっている丼の専門店さん、

毎日じゃなく、

「月に一回来たくなるお店」

にしたところ、

 

一食の値段は3000円で毎日行列。

となりに吉野家が来ても

まったくカンケーないわけです。

 

ぼくたちは、

83種のたまごで、

ワクワク繁盛するお店のお手伝いとなること。

 

これがめざすビジョンです。

 

「あそこって〇〇がちがって美味しいよね!」

って言われる、

あなたのお店「だけ」の価値

 

たまごが、その源のひとつとなるなら

めちゃくちゃうれしい。

これです。

 

飲食店さんからすると、

肉、

魚、

野菜、

お酒、

そしてたまご‥‥‥

 

どの仕入れ先でも

こんなことができているなら、

 

ゴジラにもデイダラボッチにも、

なんなく

「暗算」で勝てるってもんじゃないでしょうか。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます!

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2021年08月14日