こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
先日小学生の息子と地元博物館の「恐竜展」に行ってまいりました。
本物さながらに動くアニマトリクスT-REXもいて、
ワクワク楽しい内容がたっぷり。童心にかえるひとときでした^^
さて、みなさんは「オビラプトル」という恐竜をご存知でしょうか?
白亜紀のモンゴルにいた中型の雑食恐竜なのですが、
この名前、直訳すると
「たまごどろぼう」という意味なんですね。
なぜそんな名前が付いたかというと、
沢山の卵がある「巣の化石」のそばで発見されたから。
「たまごを狙って盗んでいたんだろう。」
と考えられまして、
命名“たまご泥棒(オビラプトル)”となったわけです。
ところがのちの研究により、
この「巣のたまご」が、
オビラプトルさんの卵であることが判明したんですね。
ようするに、
お母さんが子供のそばにいただけで
「誘拐犯」とアダ名を付けられちゃった
みたいなカンジなわけです。
うーむ。
なんとも気の毒(?)ですが、学名として決まっちゃったため
今にいたるまで「たまご泥棒」の名で呼ばれているんですね。
ちなみにこのオビラプトルさん、
「抱卵」している化石も見つかっておりまして、
羽毛があったり、温血だったんじゃないかとも言われてまして、
そうなると鳥さんに近い見た目だったかもしれないんだそうです。
どうでしょう!?
似てるっちゃぁ似てますでしょうか。
そういえばジュラシックパークでおなじみ、
ティラノサウルスさんは
「ニワトリさんにかなり近い遺伝子」を持っていることが
最新の研究で分かっているそうです。
なんというか恐竜を見るにしても、
たまご屋として小さいころとはマタ違った親しみを感じますね^^
ここまでお読みくださってありがとうございます。