小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ちょっとつぶやき 記事一覧

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

東京に来るたびに思うんですが、

意外と緑がありますよね!

なんとなく、田舎は緑がいっぱい
都会は少ない、みたいな感覚がありますが、

最近は都市緑化の取り組みも進んでいて、
下の写真は東京の町なかですが、
田舎の町なかよりよっぽど
歩いていて気持ちいいとかんじることも。

おなじ要素で言いますと、

子供が遊ぶ場所

も同じことがいえそうです。

 

田舎はスペースがあって子供の遊び場が
たっぷり!たくさん!みたいなイメージが
ありますが、
じつは「公園」のような整備が必要な
遊び場って田舎ほどすくなかったりします。

例えば我が徳島県であれば
人口あたりの公園の数は、
ワースト4位。

 

畑、とか空き地、とかは
めちゃくちゃたくさんあるんですけどね。

ちなみにこれは、ウチの家のドアをあけた
風景です。

小さい子を連れて行って一緒に遊ぶ
なんてのになると、たしかにあまり
選択肢は無いですよね~。

都会なら歩いていたら、すぐ公園が
あるイメージです。

 

ですので、やっぱり常識に
とらわれていたらいけないな~、と思います。

卵で言うと、

盛り上がりがしっかりなほどいいたまご
臭みが無いのがいいたまご
放し飼いだとよいたまご

とか。

どれも間違いじゃないですが、
たとえば新鮮でも盛り上がりが
やや弱くって黄身と白身が
ふわっと柔らかく弱いほうが
玉子焼きやオムレツがとろふわに
美味しく仕上がります。

臭みの無いたまご、は良い点ですが、
料理によっては物足りなさになることも。

放し飼いもそうで、
料理に合わせて考えるなら、
場合によっては、
ケージでも健康でしっかり
育てたほうがより微細な美味しさを
体現できることもあります。

 

どれも大事なのは
イメージ先行じゃなくって、

じっさいに料理が美味しくなるのか

など必要な事を決めておいて、
事実としてそこに当てはまるかを
考えていく必要がありますよね~。

なので、僕たちは
料理別専用たまご
と表していろんなデータを
取引先の料理人さんパティシエさんと
一緒に日々あつめ評価を続けてるんですね。

たまご提供業じゃなくて
美味しさ提供業
健康提供業
繁盛提供業

しっかり目指してまいります。

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2023年06月8日

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

タクシーに乗るたびに、
「着くまでのあいだに
ぜったい運転手さんと仲良くなる」
と目標を立てています。

いろんなことを聞いたり話したり
するんですが、

景気の話をすることも多いんですね。

「コロナ明けてから景気はどうですか。」

なんて聞きますと、
最近は景気の良い話が返ってくるように
なりました。

「あ~、忙しいですね~。
夜の繁華街への送迎がだいぶん
増えましたよ。」

なんて、地元でタクシーに乗ると
どの方もおっしゃいます。

 

で、ですね。
先日東京に参った際に、
同じようにタクシーで聞いてみたのです。

「最近景気はどうですか?」

「あ~、忙しいですね~。

お客様も景気がよいみたいですよ。
さっき乗せた若いご夫婦は、

資産が100億増えた

って言ってましたよ。

使い切れないよ、なんて二人で
話されてましたね~。」

 

とのことで、
さすが東京はレベルが違う・・・
と度肝を抜かれました。

使い切れなくて困っている~、
なんてセリフは、
近所の方から山ほどの
野菜をいただく時くらいしか
つかったことないですね~(笑)

 

さて、僕たちの仕事で
レベル違い、と言いますと、
「衛生レベル」「異物レベル」など
でしょうか。

衛生レベルについては、
僕たちがたまごをお届けするお客様のうち
病院さんが多くいらっしゃいますので
その衛生管理レベルに合わせ、

異物に関しましては
菓子工業のお客様でしょうか、
最も厳しいお客様にご納得いただける
基準で考えます。

僕たちは日々お客様に
育ててもらっていると言えますね~。

上記の写真は、
当社選別ラインの検卵工程です。

光で下から透かして、
卵の中に異常がないかを
ぜんぶ確認するんですね。

表面の模様などが規格外になる
ものも、ここではじきます。

 

本日も、新しいお客様との
打ち合わせがありますが、
成長の糧となるチャレンジになる事
わくわくしております。

 

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2023年06月6日

あなたのお店のたまご料理
ただ『美味しい』だけじゃなく
何かもう一つ価値を加えるとしたら
どんな方法があるでしょうか…?


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

先日ある人気ジェラート屋さんに
行ったのですが、
置いてある雑誌をふと見たら・・・

なんと22年前!のものでした。

新しい雑誌に交じって、
かなりの数の古い雑誌が
置いてあるんですよ。

中身も読んでみると、
逆に新鮮だったり
現在に想いを馳せたり・・・

なかなか面白い感覚になります。

たとえば
「森に山小屋を作って
おしゃれに余暇を楽しむ人」
の特集が載ってましたが、
この小屋も22年経っているわけで、
今はどうなっているんでしょうね。

さらに進化しているのか、
もう住めなくなっているのか

ご家族やご自身は、
今も楽しめているのか・・・

いろいろ想像しちゃいますね~。

 

ゆでたまごの器特集が載っていまして、
これなんかは今でもじゅうぶん
おしゃれに感じるデザインですね。

 

◆歴史感をたまご料理に活用する

たまごはとにかく歴史が深いですから、
料理にも歴史の深さやストーリーを
付け足すことができます。

百年前のたまごレシピや…

世界最古のたまごレシピ…

偉人のたまごレシピ・・・

うまく歴史的ストーリーと共に
お客様にご提供できると、
あなたのお店の美味しさに
さらに深みを加える
事ができるのではないでしょうか。

 

ただのオムレツじゃなくって、
なぜ百年前にできたメニューなのか
そんなことがワクワクとして
お客様に伝わると、繁盛メニューに
つながりますよね~。

 

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

(関連:戦争をかけめぐった卵と料理本 | たまごのソムリエ面白コラム

(関連:たまご料理の魅せ方に歴史を乗せる(最古の玉子料理) | たまごのソムリエ面白コラム

(関連:有名人をお店のメニューに活用しよう!その①音楽家編 | たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2023年05月29日

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

ウチの息子が熱心に
何やら折っているので、
何かと思っていたら・・

「恐竜と古生物と折り紙」

でした。

へー。

こんな本があるようで、
実際できたものは

おお・・!
なかなかすごい。

三葉虫・オパビニア・カブトガニだそうで
たしかにそれっぽいです。

ウチの息子は折り紙も
恐竜も大好きなので、

まさにツボを得た一冊だったようです。

 

ウサギとか船とかを折りながら

「今度はアンキロサウルス折ってみたい!」

なんて思ったようで、
ウチの妻と一緒に調べてみたら

「あるんかい!」

ということらしいのです。

 

こういう、
無心になって打ち込める、
その手助けになるものって
すごく良いですよね~。

 

例えばたまご料理でいうと、
動画などの解説や
SNSでの作り方が
以前とは飛躍にならないくらい
多く上がっています。

「たまご料理を作ってみたいけど
分からなくてちょっと作れない。」

という人にとって、
すごく手助けになる時代です。

 

たとえば、
めちゃめちゃ見た目にカッコいい
専門店で話題になっていた

ドレスドオムライス

なんかも、
作り方を紹介している動画が
たくさんあります。

こんなのがあると、
料理店さんは差別化できなくて
大変なんじゃないのか・・・

というと、そんなことは無いんですね。

 

以前、将棋の羽生永世9段が
インターネットで将棋人口の裾野が
広がったことに対して

「ネットはいわば高速道路ですね。
ある一定のところまではすごく早く
運んでくれる。

だけど、最終の目的地までは、
インターを降りてからまだ道がある。」

というようなことを
言っていました。

 

たまご料理に関しても、
ある一定以上のレベルまでは
やはりネット=高速道路を降りてから
成長とプロの差になるものが
ありますよね~。

 

そして、
ネットでたまご料理のすそ野が広がると

「プロのたまご料理のすごさが分かる」

人達が、大幅に増えるんじゃないでしょうか。

じっさいにやってみる人が増えると、
こんなスゴイことをやってるんだ!と
より実感できるわけですから。

 

そう考えると、
プロの料理人の皆様にとっても、
おもしろい時代になっているんじゃないかと
そう思いますね~。

 

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2023年05月27日

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

G7広島開催、
ゼレンスキー大統領の電撃来日
対ロシアでの国際秩序宣言など
被爆地・平和都市広島での開催から
強いメッセージが出てますね。

是非はあるかと思いますが、
ゼレンスキー大統領の
「ロシアを最後の侵略者に」
という一言には、ハッとさせられる
強さがあります。

 

さて、それと別に
各7首脳のうち、
英国のスナク首相が話題になってますね。

なんと!
広島カープの靴下で参上!

いや~、これは熱いです。
僕は広島へは仕事で年に数回参るのですが、
広島の方のカープへの愛情は
ホント尊敬できるレベルです。

広島駅前のバス停で
「今日はどうやろか。」
と隣で聞こえてきたら、

まちがいなくその日の
広島カープの試合動向を指します。

 

日本文化に対しての・・・
というメッセージじゃなく、
それくらい敬愛する
開催地域の方々へのメッセージ
というのは、
非常にステキな気づかいですし、

良く調べたなぁ。

という感心もします。

カープファンだけじゃなく、
スナク首相を好ましく思った人は
全国に多いんじゃないでしょうか。

 

もちろんG7サミットは
世界に対する協議と発信の場ですが、

細やかな気づかいが
相手の心を打つ、そんなことも
あるわけですね。

 

僕たちも、
会社として理念をかかげ、
たまごをお届けする際に
良いたまご良い商品と対応で
喜んでもらおう、と考えます。

ですが、それ以外に、

お店の内装の変化に気づいて
声をかけられるか、

または「もうすぐ〇周年ですね。」
とオープンの記念日を覚えて
メッセージをお伝えできるか。

さらに、今回の
日本国民の中の広島県民のように、
お店にも全顧客のなかで
「いちばん喜ばせたいお客」が
かならずいらっしゃいます。

その方に対して、お店に
「この日に卵を食べると
一生脳卒中にならないという
いわれがある日がありますよ~。
年配のお客様へのメッセージで
いかがですか!?」

なんてお話ができれば、
喜んでもらえるかもしれません。

 

仕事の取引以上の、
細やかなかかわりができるか。
大事な点じゃないかと思います。

まずは、取引先お客様の情報を
みんなで会議や夕礼朝礼で共有から
はじめてます。

「!〇〇屋さんってもう3年になるんですね。
オープンいい天気で盛り上がってたなあ。」

なんて、話し合ったりします。
工場のスタッフで、直接お伝えはできませんが、
より自分たちもファンになるような
ファンづくりのお手伝いになるような
情報の共有をしております。

 

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2023年05月23日

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

子供が小学校で
ちょっと難しめのかけ算や割り算を習っているところです。

パッと暗算で答えようとするんですが、
これが難しいわけです。

「うーん、分からないなあ。」なんて。

ですが、少し前、
小学校の低学年だったころは、
『即答』してたんですよ。

「えーと、だいたい100!」

みたいな回答をしてまして、
もちろん答えとしては×です(笑)

 

ですが、今になって考えてみると
この「だいたい〇〇」って
すぐ判断できるのって、
すごく大事なことですよね。

たとえば
「一人7分かかる工程だから、
10人でかかればだいたい
今日中に終わるな。」

みたいな考え方って、
仕事してるとよくある考え
ですよね。

 

この「だいたい」の重要さを
もっと仕事に活かすべき!
と思ってます。

たまごの事でもそう。
先日お客様からたまごの
お問合せをいただきまして、

「割ってみたらヘンなシワが
あるっぽいけど、これ食べても
大丈夫なの!?」

なんてご不安の声でした。

 

「見てみないと分からない部分も
ありますが、おそらく可能性は3つ
まず〇〇で、つぎに△△で、
◇◇かもしれません。その場合・・・」

なんて細かく説明をしたのです。

が、ですね。

「ああ、それが聞きたかったんです。
ホッとしました。ありがとう。」

なんて言われたのは、
長々と細かな説明をした後に、

「食べても大丈夫ですよ。」

という僕の言葉だったのです。

 

おおまかに何を求めていらっしゃるのか。

これを把握して、
まず最初におおまかな話

「ご不安だと思いますが、
食べても問題はございません。
こうなった理由は・・・」

と続けるべきでしたね~(汗)

 

僕は財務というか経理的な数字は
あまり得意じゃなくって、

「だいたい〇万円くらい・・!?」

みたいな捉え方をしてるんですが、
そっちは反省しつつも、

たまごとお客様にかんしては、
「だいたい」のキーワードで
喜んでもらえる方法を
模索していこうと思ってます。

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2023年05月22日