突飛なようで納得の理由がある研究
職業柄、健康に関しての研究
ニュースリリースが気になります。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
はなをほじる人ほど
アルツハイマーになりやすい。
そんな研究報告が出て、
SNSで話題になっていますね。
なんでやねん!
って思いますよね?
僕は思いました。
リリースを読んでみると、
「はなをほじることで内部組織が損傷し、細菌が脳に到達しやすくなり、脳はその存在に呼応してアルツハイマー病の兆候に似た反応を示す」からだとか。
確かに
鼻孔は脳に非常に近いため、
大事にしないといろんな
影響が出やすいということは
以前にも聞いたことがあります。
そう考えると
さもありなんのメカニズムですね。
こんな風にときどき、
びっくりするような研究報告に
触れることがあります。
たとえば、
「甘党の人はモテる」
とか。
米国ゲティスバーグ大学
ブライアン・メイヤーズ教授
の研究報告(2012)
「好きなものはキャンディ」
などの一文を添えた
無表情の人の写真を見せて、
その『印象』を聞く実験をしたところ・・・
その結果、
「甘いものが好き」
という人に対して、より
“気立ての良い人”と認識する傾向
があることが
分かったのです。
ええ~!?
なぜ甘党だと
良い人に見られるのか・・・
しかも研究では
「実際に好きかどうか」
じゃなくて
「僕って甘いもの好きなんだよね~。」
と
公言するだけ
で印象が良くなったという。
不思議ですよね~。
おそらくですが、
「甘味」とは糖分、
人類にとって非常に有用な
最も効率よく栄養となる
成分です。
ですから、根源的に
人は甘いものを求める
んですね。本能で。
そんな、
生きるために大事な
要素をとても大事にする、
という行動に、
生存能力的なステキさを
感じ、無意識に魅かれて
しまうんじゃないでしょうか。
なんとなく背の高い人が
モテやすいのも、
「生き延びられそう。」
みたいな
同じ範疇かもしれません。
あともうひとつ、動物で
「ニワトリはイケメンが好き」
という研究報告があります。
これはドイツの研究。
これまた
なんでだよ!?
というツッコミたくなる
研究結果ですが、これも
理由がありそうです。
ニワトリはエサをついばむため
体が揺れても頭の視点は
非常に安定していることが
知られています。
均整がとれた顔・イケメン
というのは、
左右のバランス的能力が高い、
ニワトリにとって、
そう感じられるのかもしれません。
◆理屈を考えるって大事ですよね
外食さんや洋菓子さんでも、
ヘンな現象に意外と理屈が
通る事ってありそうです。
コンビニである特定の曜日だけ
異常にパンが売れるので
調べてみたら、
その曜日だけ近くの学校で
早朝補習をやっていた
なんて話も聞いたことがあります。
仮説でも良いので、立ててみて
そこから動くべきだなぁ、なんて思いますね。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。