お年寄りを救う「救急安心たまご」 消防署が配布
こんにちは!こばやしです。
徳島の今日はちょっとぬくいです。
とはいえ季節は冬。 あったか料理に幸せを感じる時期です。
反面、寒さで血管が収縮しやすく、循環器に不安のある方は、健康面で気をつけることが増える時期でもあります。
さて、こんなニュースがありました。
「救急安心たまご」お年寄り救った 瀬戸市消防が配布 – マイタウン愛知(アサヒcom)http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201011250007.html
緊急連絡先や病歴を記したメモを入れた卵型プラスチックケースを冷蔵庫のたまごポケットに保管することで、一人暮らし高齢者の救命に役立てようという試みがなされているそうです。
「救急安心たまご」と名づけ、瀬戸市消防本部が数千世帯のお年寄りに配っているとのこと。 実際にこれで助かったかたもいらっしゃるんですね。
卵型にして“冷蔵庫”に入れるメリットとしては、
1)どの世帯にも必ずある
2)すぐに取り出せる場所に必ずある(たまごポケットは探しやすい)
3)頑丈で災害などの場合にも壊れにくい
などなど。
やはり、一分一秒を争う現場では、特に2番目の理由がすごく重要になりますね。
「冷蔵庫の中に救急安心たまごが入ってます」という冷蔵庫に貼るステッカーもいっしょに配っているとのことで、今後この街の救急では「駆けつけた隊員はまず冷蔵庫の扉を見る」という習慣に変わってくるのでしょう。 それによって救われる方も更に増えくるかと思います。
もう一点、この試みの素晴らしい点は、「極めて安価に実行できる」というところ。
この「たまご」は、ガチャガチャの不要になった容器をメーカーから譲り受けているそうで、そこに「救急シール」を貼るだけで完成。 カンタンで費用はかかりません。
ぜひ、全国の自治体で実践してほしいものです。(^^)
話は変わりますが、
こばやしは大学・大学院と、有機化学系の研究をしておりました。
試薬や化合物をたくさん使うため、もし中毒で倒れた場合に原因物質がサッパリ判らず対処できない可能性があります。
なので、教官には、「もしもの時は、倒れる前に薬品名を大声で叫べ。」と言われてきました。
・・・、
幸いそんな経験はありませんでしたが、もしも実験中クラクラと気が遠くなった時
「うぅ・・ ジメチルホルムアミドと一酸化○△化合物ッ・・!(バタッ)」
なんて上手にできたかどうか、今でも疑問です。
やはり、近くに試験スキーム(手順書)を置くこと、周囲もまずそれを確認することが大事なんでしょうね。
ではでは。
食べて健康寿命を延ばすたまご、今回は健康を損なってから役立つたまごのご紹介でした。(^^)