小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ニュースに考える 記事一覧

 

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生卵で有名 カレー店「せんば自由軒」破産手続きへ(スポーツニッポン)
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100225061.html

 

「せんば自由軒」としてカレー店を展開していた自由軒(大阪市中央区)が破産手続きの準備を始めたことが25日、分かった。東京商工リサーチによると、負債総額は約4億5000万円。生卵を落とした独特のカレーで有名だが、本家とされている大阪・千日前の「自由軒」とは別会社。
東京商工リサーチによると、1970年に合名会社「自由軒」から独立して設立。大阪のほか、東京、名古屋などで積極的な店舗展開を進めたが、資金負担や売り上げの低迷で、業績が低迷していた。 [ 2010年02月25日 13:16 ]

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 実は、大阪出張した際、ときどき食べに行ってました。

上の写真は初めて食べに行った時のメモ。

生卵の食感が好きだったんですよね。

オムライス専門店「ハローエッグ」を経営していた「いづみや総本社」の破さんといい、良く行っていたお店、それも卵に関係するお店が無くなっていくのは残念です。

 

 創業企業のうち7割は、10年以内に倒産するそうです。

そして今、倒産が多いのは創業30年を超えた老舗企業。

新しいことに変革していくには組織が固定されすぎていて、

創業から支えてくれた人財がちょうど退職していく時期です。

当社も創業45年、襟を正して新しい価値づくりに取り組んで行かなくてはいけません。

そしてできれば、その変革をワクワク楽しめる会社でありたいですね。

我が社にはまだまだ「宝」が眠っています。全く新しく変えていくのではなくて、これを掘り起こして新しく磨いていくことが、当面のワクワクになります。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2010年03月4日

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生食用では国内初?中まで赤いリンゴ(読売新聞)(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091123-00000021-yom-soci)
このリンゴは、外皮が黄色く果肉に赤みのある米国産加工用リンゴ「ピンクパール」と、中野市で生まれた「秋映(あきばえ)」を交配させたもの。
控えめな甘さとほどよい酸味があり、かつて主流だったリンゴの味を思わせる。

ヤフートップ記事の紹介です。

長野県中野市厚貝(あっかい)のリンゴ農家吉家さんという方が作られたそうです。記事を読むまで知りませんでしたが、海外にはすでに観賞用や加工用のものがあるみたいですね。

■健康にどう影響・・?
リンゴの赤い色はアントシアン(配糖体アントシアニン)という物質が主成分。(注1)

抗酸化性があり、最近の研究では筋肉疲労物質の抑制効果があるとの報告もあります。

内部にまでこの色素が豊富にあるのであれば、従来のリンゴよりも「疲れ」や「老化防止」「白内障予防」などに効果があるかもしれません。

 

■おいしさにどう影響するか・・?
視覚と味覚は反応する脳の部位が近く、見た目の色が味に作用します。例えばレモンとライムでは、酸味が同じでも違う味と感じてしまうんです。

加えて、赤は交感神経に作用する興奮色であり、食欲喚起の色でもあります。

「なんだか元気になってきた!おなか減った!」と感じさせる色なんです。

リンゴの中まで赤くなる事で、本来の味以上においしく感じるかもしれません。

そして赤色は温かみを感じさせる体感温度上昇の色でもあります。部屋の内装で試験すると、暖色系と寒色系で3度体感温度が違うというデータもあるそうです。冷たさを演出する料理であれば、通常の白いリンゴが合うかもしれませんね。

個人的には、食べて初めてリンゴの存在に気づく、マヨネーズを使った(白い)リンゴとポテトのサラダが大好きなので、同じように赤いトマトと合わせた(赤い)リンゴのサラダなんか、見た目も面白くて美味しそうに感じます。

 

■ところで・・・

このリンゴに名前はまだない。小学1年の一人娘からは、地区名の厚貝にちなんで「あっかい」にすればいいと言われているという。(記事引用)

あっかいリンゴ。

これはもしかしてダジャレでしょうか・・?

吉家さんが作ろうと思われたきっかけも、この一言だったりして(^^)

(注1)他にキサントフィル(黄)という成分も含んでいます。

キャベツ × ダイコン ≒ ホウレンソウ

これ、何のことかわかりますか?

 

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キャベツとダイコン掛け合わせ 京大など 新野菜開発(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091800044&genre=K1&area=K00

キャベツとダイコンを掛け合わせた新野菜を、京都市と京都大が開発した。来年3月下旬の収穫を目指し、今秋から市の実験農場で栽培を始める。協力農家と野菜名も募集する。
キャベツの甘みとダイコンの辛みが絡み合った味で、おひたしなどにして食べられる。栄養価は高く、ホウレンソウに比べカルシウムが1・7倍ある。
学名上違う「属」を交配した珍しい雑種で、耐病性が高く収穫量も多い。市農業振興整備課は「あとはどう普及させるかが悩みのたね」という。

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少し前のニュースですが、ずっと気になっています。

あたらしい京野菜」というコンセプトがすごくそそりますね。

おひたしとあるので、使い方はホウレンソウなどと同じで良いのでしょうか?

リンク先の写真を見る限り、小松菜かホウレンソウのようですね。

そして味はキャベツとダイコン。

うーん、食べてみたい!明日仕事で京都に行くんですが、この野菜発売は来春だそうで、まだ食べるのは無理そうです。待ち遠しいです。

あと野菜と「悩みのたね」とをかけてあるのも興味深いです。

整備課の方の「ちょっとうまいコト言うたった」感をかんじます。

 

■卵のビタミンDでカルシウム吸収促進
さて、この新野菜のようなカルシウムの豊富な食品と卵は、とっても取り合わせが良いんです。

それは、卵に含まれているビタミンDのおかげ。

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このビタミンDは、カルシウム吸収を助け、骨や歯を強くする役目があります。

つまり、ビタミンDが不足していると、いくらカルシウムやリンをとっても、体に吸収されないということです。

もともとカルシウムは体に吸収されにくい物質です。牛乳でたしか15%くらいしか吸収されません。

国民全体でも6割以上の人がカルシウム不足であるとのデータもあります。

成長盛りのお子さんや、骨粗鬆症を心配しているご年配の皆さん、

ぜひビタミンDの豊富な魚やきのこ、そして卵を食べてみてください。

もちろん、上記の新京菜や大豆食品のような、カルシウムたっぷりの食べ物とあわせてですね。

「おいしくて健康」の相乗効果のある秋の味を楽しんでくださいませ。Smile

 

 

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祝 9年200安打 超イチローうどん(朝日コム) 
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000909180001

大リーグ・マリナーズのイチロー外野手が史上初となる9年連続シーズン200安打を達成したことを祝う「超イチローうどん」=写真=を、鳥栖市神辺町の手打ちうどん店「めん吉」(西据広社長)が18日から月末までの期間限定で売り出す。イチローの背番号51にちなんで価格は510円。

丸天を使って数字の「2」を、ゆで卵を半分にして「00」をかたどった。さらに日の丸を背負って海を渡った姿を、ゆで卵とたっぷりのわかめで表現した。

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というわけで、ゆで玉子が200安打の00を表しているわけですね。

さらに日の丸をイメージしているとの事、なかなか素晴らしいですね!(たまご的に)

 

さて、うどんではないのですが、イチローが「ラーメン」についてある雑誌で語った言葉をご紹介します。

 

「僕、ラーメンを作るのが好きなんですけど、

ラーメンをゆでるときに、

三分間をストップウォッチで測らないとダメなようでは、

一流じゃないですよね。

菜箸の先で、麺のカタさを感じることができないといけないわけで」

 

うーん、なるほど。

「プロとして自分のできること」を追求するイチローの姿勢が良く分かる言葉ですね。

プロであれば、ここ!という、感覚を研ぎ澄まし、常に意識しておくべきポイントが必ずあるはず。

それがヒットを打った時の感触なのか、それとも卵を手に取った時の重さや手触りなのか、釘を打つ時の木の堅さなのか、

職業で違いはあれど「ここだけは人任せ・機械任せ・惰性でやっちゃダメ!」っていう点を、どれだけ深い感覚として持ち、そして意識し続けるかが「一流」の条件なんでしょうね。

※写真は記事リンク先より参照しています。
※参考文献:イチロー思考 孤高を貫き成功をつかむ 77の工夫 (東邦出版) 

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2009年09月21日

西友が“トレイなし鶏肉”販売へ 100gで35-48円の低価格実現(オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000026-oric-ent

西友は17日、環境に配慮したノントレイ包装の国産鶏肉を従来品に比べ約40%程度価格抑えて発売すると発表。青森・岩手・群馬・宮崎などの国内産むね肉、もも肉、手羽元の3種類を、産地工場にて1kg入りの真空パック包装で商品化。加工工場を経由せずに直接各店舗に配送することで、これまで使用していた流通用包装フィルムや、販売用トレイが不要となり、価格を100gあたり35ー48円に下げることができるほか、年間で約14トンの容器包装の削減を可能とした。
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年間で14トン・・、すごいですね。

確かに、買う側としても、定期的にけっこうな量のトレーやプラ容器を家庭ゴミとして捨てなくてはいけません。

回収しているスーパーさんも多いんですが、これまたキレイに洗ってもっていくのも面倒なんですよね。

削減したコストは別のサービスや価格に転化できますし、とても良い取り組みだと感じます。

先日の「カンブリア宮殿」で、サイゼリアさんの野菜産地工場が紹介されていましたが、品質向上と低価格の両方ともとっていく、こんな戦略が望まれる世の中になっているようです。

我が社でも、容器変更による環境配慮の取り組み商品があります。

以前もちょっとだけ紹介しましたが、こういうスタンドパック容器。

もちろん、そっとお店に運んだり手で詰めなくてはいけないなど、手間は少しかかるのですが、通常の卵パックと比べて格段にプラ容量が少なくて済みます。

使った後は、たたんでポイ。便利で地球にやさしいです。通気も良く、卵の品質のもちも良いなど、色んなメリットがあり、お客様にも喜んでいただいてます。(^^)

自然から頂いた恵み、「食」を扱う会社ですから、我々も小さなところからでもコツコツと環境のことを考えていこうと思っています。

そして、食の品質を下げずに無駄を省く改善。

こちらの意味でも、我が社のコストダウン委員、久保さんと中阿地さんの二人が、頑張ってアイデアを出してくれています。

次のアイデアも、一緒に考え中です。こうご期待を!

関連:パン屋の1ダース、魔女の1ダース、たまご屋の1ダース – たまごのソムリエ 小林真作 小林ゴールドエッグ

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2009年09月18日

石田純一らカレー部結成!赤坂に第1号店(サンケイスポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090914-00000041-sanspo-ent

俳優、石田純一(55)らカレー大好きの芸能人らが集結し、東京・赤坂にチェーン店「芸能人カレー部」の第1号店を10月1日にオープンさせることが13日、分かった。
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石田純一、武蔵、ラサール石井、新山千春、森下千里さんらが集まって、こだわりカレー店を作るんだそうです。

『石田は「セレブなカレーが食べてみたい」と、スパイスにこだわったおしゃれな欧風カレーをプロデュース。』

だそうで、それぞれの方のこだわりカレーが出るんでしょうか?

ちょっと食べてみたいですね。たまごカレーあるかなー・・?

 

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今年の初めにも「世界一高価なカレー」のニュースがでていましたが、

カレーは家庭でしょっちゅう食べるものだけに、レストランで味の差が判りやすい、

「非日常のぜいたく感とおいしさ」を感じやすい料理と言えます。

 

そういえば、お歳暮なんかでもらう「○○ホテル御用達のカレー」ってありますよね?

ホテルの名前を冠したこれらの商品、

もちろん生半可な味で出すわけもなく、

おいしくなかろうはずがありません。

子供の頃初めて、食べて衝撃的に美味しかった思い出があります。

さて、この様な「○○ホテル御用達」の商品戦略って、

実は日本だけなんだそうです。

プロコンセプト研究所_岡野氏のお話によると、

欧米ではむしろ、ホテルに

「ホームメイド(家庭の味)」

と書いたクッキーや食品がズラリと並ぶんだそうです。

むしろ「ホテルっぽくない方がウケる。」とのことで、

文化の違いを感じますね。

冷凍食品など簡便料理は日本より発達してますし、

もしかしたら「ママの味」「家庭の味」の方が非日常になっているのかも!?

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2009年09月14日