紙一枚の気持ちいいサービス
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
小田急線では、
客同士のケンカの仲裁をしたり、
落とし物を届けると
「ありがとうカード」をもらえるそうです。
外国人の喧嘩止めたら小田急電鉄から
「いいヤツ証明書」もらった pic.twitter.com/wa6QbjTsOh— わっきゃい (@wildkumada) May 4, 2022
へー。
ステキですね~。
こういう「うれしさ創造」の
サービスってすごく良いですね。
そういえば、コロナ前の話です。
年に一度、
京都に参る予定があるのですが、
ある年のとき
うっかり降りる駅を間違えて
あわてて目の前のタクシーに飛び乗ったのです。
行き先を告げて走り出し
やれやれホッと一息ついたころ
運転手さんが
「お客さま、当社は
三つ葉が目印のタクシー会社です。
1400台が走っていますが、
実はその中で
たった4台だけ、
『幸せの四つ葉クローバー』
マークの車になっております。
この車が、その四つ葉印です。
ぜひ記念にこのカードを
もらってください。』
・・・と、このカードをくださったのです。
『幸せを呼ぶタクシー』
『四つ葉のクローバー号』
『あなたに幸運が訪れます様に』
と書いてあります。
これ、すごくないですか!?
ただ、行き先までのタクシーに
乗っただけなんですよ?
なのに、
「年一回の京都訪問で
こんな偶然があるなんて…!」
と、すごくハッピーな気分になりました。
◆紙一枚のコストが感動に
このサービス、実際には
ホントたいした費用は
かかって無いかもしれません。
四つ葉マークのタクシーランプ
4台分とメッセージカードだけ。
なのに、
一日仕事していて乗ったお客さんは、
すごくハッピーになるわけです。
『1400分の4』というのは
ただの“情報”で、
やってることは変わってないわけですが、
その情報を伝えるだけで、
お客様が幸せになるんですね。
◆食材としてたまごの情報で幸せに
もし、あなたのお店で考えるなら
『食材の情報』として、
たまごでお伝えできることが
沢山あるかもしれません。
たとえば、
『このたまごは
四国の自然を活かす
開放式農場の手摘み卵を
直送してもらっています。』
という情報をお伝えするだけでも、
すごく喜んでくださるそうです。
また、私共お近くの店さんなら、
『ここから歩いて5分の距離で生まれた卵です。』
みたいなメッセージを伝えてもらうと
すごくお客様が喜んでくださいます。
また例えば、
一箱10kgのたまごは平均値で
Mサイズなら164個
Lサイズなら149個
のたまごが入ってます。
『今年に入って10000個目の卵です』
みたいなサプライズも遊び心があって
面白いかもしれません。
いずれにせよ、
「情報」のお伝え方を変えて
ステキなご縁につなげる
なにか飲食店様
洋菓子店さま、お店のサービスに
つながるのではないでしょうか。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。