大人が意外と見逃している遊び・たまごの企画
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
旅先で時間があると、
美術館や博物館的なところに寄ります。
思ってもみないステキな作品に
出会えたりして、旅先が
更にいろどり鮮やかな体験に
なるんですよね~。
個人的に
気に入っているのが
「控えめな体験企画」
ただ建物や作品、展示を見る
・・・だけじゃなくって、
あまり派手なPRはしないけど
面白い「体験」につながる
そんな企画をどの施設もやってるんですよ。
たとえば、
五稜郭の箱館奉行所では、
『函館奉行所クイズ』なんてのを
やってます。
大広間の畳は全部で何枚?とか
庭の松の木は合計何本?とか
意外とハードル高いクイズです。
おもしろかったのが、
京都の京セラ美術館。
先月仕事のついでに訪れたのですが、
常設展示のテーマが
「和モダン」でした。
明治~昭和のステキな『カッコいい和風』を
いろいろみることができる、
超ステキな展示企画。
で、ですね。
それに合わせて、
「モダン・ガールの服を
デザインしてみませんか」
という企画をやっているんです。
大々的に、じゃなくって、
ふと入口そばに置いてある紙を見ると、
顔だけ描いてあるコピー用紙が
置いてあるカンジで。
で、鑑賞しながら作品から
インスピレーションをもらって、
京セラ美術館は2Fに
ワークショップができる空間がありますので、
そこで色鉛筆でデザインしてみました。
これがむずかし~い!
和モダンを理解できてないし
そもそも芸術的素養がありません。
なんとかデザインしたのがコレ↓
どうでしょう(笑)
スタッフに見せたら
「なんかつまらないですね~。」
と言われてしまいました。
たしかにモダンではないなぁ・・・。
ちなみに一緒にチャレンジした
スタッフのミカさんのがコレ↓
おお・・・!
思ったより斬新です。
いいですね!
・・・っていうか右は妖怪!?
ロックバンドにいそうです(笑)
ちなみに優秀作品が2Fに
飾られていましたが、
さすがのセンスです。
みんなステキだな~。
◆たまごでも体験企画ができる!?
こういう企画って
考えるのは大変ですが、
維持コストは比較的安いですよね。
コピーしていけばいいんですから。
たまごで何か面白い企画を考えるなら、
エッグペインティング
があります。
用意するものは、
ゆでたまごとペンだけ。
たまごのカラに、
好きな絵を描いていくんですね。
ヨーロッパでは定番の遊びなんです。
紙とちがってカラは曲面ですから、
またちがった味わいと面白さが
あります。
飲食店さんでもお店企画でやってみると
かなり盛り上がりますのでおススメです。
親子でワイワイと楽しめますよ~。
ちなみにこれもレベルがあがると
すごい芸術になります。
上記はウクライナの『ピーサンキ』
伝統芸術です。
すんごくカッコいい!ですよね。
冒頭の博物館・美術館企画は
「好きで閲覧してくれている人に
もっと楽しんでもらう」
という企画です。
お店のイベントでも、
すでにお店を気に入ってくれた方に、
さらに食材のこだわりを知ってもらう
よりお店のファンになってもらう
そんな企画として考えると
非常に意味があるんじゃないでしょうか。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。