小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たまごとちゃばこ【ワルっぽいネーミングで繁盛メニューに】

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

静岡駅でヘンなお土産を見かけました。

なにこれ!?
タバコ?

と思いましたが、
ちがいます。

「ちゃばこ」

のネーミングで売っている

お茶っぱ

なんです。

スティック状の
お湯に溶かすだけのお茶が
入っていて、
どこでも簡単にティータイムが取れる。

面白いですね~。

おもわず2箱買っちゃいました。

「チャバコの味はあなたの周りの人、特に家族や会社の同僚、取引先などの機嫌に好影響を及ぼす可能性があります。」

との注意書きが(笑)

香りや味でまわりの人を幸せにする、
そんな自信が見える文言ですね。

よく考えてみれば
たばこお茶はどちらも『嗜好品
健康かそうじゃないかの違いと言えます。

『不健康な嗜好品のパロディ』
→『健康な嗜好品アピール』

この視点はおもしろいな~。

 

◆不健康イメージが無くなったたまご

たまごはかつて
「食べすぎてはいけない」
イメージがありました。

コレステロール悪もの説ですね。

いまは学術的に否定されています。

むしろ健康寿命を伸ばすため
お医者さんによっては
「一日5つくらい食べるべき」
なんて声もあるくらい。

 

なので、
ワルっぽいイメージだけど
「じつは体に良いんだ」
というアピールで

「たまご5つ!
ワルモノオムライス」

みたいな
打ち出しをしてみるのも
面白いのかもしれません。

そういえば、
「麻薬卵」というネーミングの
絶品煮玉子も数年前に大流行りしました。

これは韓国発祥でSNSから人気になった
玉子料理ですが、「麻薬的においしい」という
魅力を端的に表したネーミングです。

これも危険なイメージを
魅力にしたヒットメニューと言えます。

 

◆“健康”を言い換えると・・・

卵で『健康寿命』が伸びる、
というのはすごくいろんな根拠となる
研究報告があります。

逆に言うと「死ぬまで元気に動ける」
ということですよね。

 

その反対、寝たきりを恐れる人も多いですから
たとえば

「ポックリ死ねる卵メニュー」

なんて強い表現に魅力を感じることも
多いのではないでしょうか。

ぜひワルっぽい表現を取り入れた
繫盛メニュー、あなたのお店でも
考えてみてくださいませ~。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

(関連:炎上じゃなく繁盛を。たまご料理のネーミング問題 | たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること2024年12月18日