「たこ満さん。」
先日お伝えしました、静岡県 株式会社たこ満の平松社長をお招きしての講演がありました。
予想人数を大幅に超えてのたくさんの方にご参加いただき、皆さんと一緒に大いに学ぶことができました。(^^)
地元の素材を使った和洋菓子を提供し、「県民に支持されるお店ランキング」で「接客サービスが良い」として最上位に選ばれるなど、静岡県で地域に根差した繁盛店17店舗を経営される平松さん。
たくさんの学びと気づきがあったのですが、印象的だった言葉を一つだけご紹介します。
(平松社長)
『「たこ満」でなく、「たこ満さん」と呼ばれる会社になりたい。
社員さんは会社が大きくなることを望んでいないんです。
そうではなく、家族的に身近にあってお客様から親しみを持ってもらえる存在、私服でいるときでも気軽に声をかけてもらえる存在にになること。
そしてお客様から喜びの声をいただけることが社員さんの誇りになるんです。』
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毎日でも食べていただけるお菓子、「まいど商品」の大切さを語る平松さん。
どれだけお客様に身近な存在になれるかが、社員さん自身にとっても地域のお客様にとっても大切なんですね。
「我々は普通のものを作っているだけです。」そうおっしゃるお言葉が、とても印象的でした。
本田宗一郎さんがかつて、
「自動車が50年で真に進化したところは?」との質問に対して
『50年前はドライバーは機関士や操縦士と同じく「運転士」と呼ばれていた。50年たった今は「運転手」 と呼ばれている。運転士から運転手になったこと、すなわち誰でも運転できる身近な存在になったことが車のいちばんの進化だ。』
こうおっしゃっておられます。
上記の平松社長の言葉に通じるものがあるのではないでしょうか?
食卓に身近な存在である卵。私たちもお客様にいつも「さん」づけの身近な存在
になるように、頑張ります。(^^)