こだわり・・?
プロコンセプト研究所岡野さんのセミナーにてうかがったのですが、
「こだわり」という言葉はもともとあまり良い意味じゃないんだそうです。
goo辞書によると、下記のようになっています。
こだわり こだはり
(1)こだわること。拘泥。
「今では彼に何の―もない」
(2)なんくせをつけること。文句をつけること。
「本家から―のくる嫁をとり/柳多留拾遺」
うーん、なるほど。
(2)なんかは特にひどい意味合いですね。
ふと、この漫画を思い出しました。↓
食うか食われるか食わせるか!!定食屋での殺し合い【悪党ランチ】
http://blog.livedoor.jp/inoken_the_world/archives/51680066.html
うん。なるほど、まさしく「なんくせ」ですね。(^^;)面白いですけど。
■良いこだわりってなんだろ・・?
思うに、とても単純なことですが、自分のやっていることについてのみ「こだわる」のが、正しいこだわりじゃないでしょうか。
このやり方は正しいんだろうか?
もっと良い方法はないだろうか?
こうやって自分に「なんくせ」を付け、常に問題意識を持つことは何ら悪いことではありません。
こう考えると、「こだわり」とは「固執すること」ではなく、「特に意識して変革していくポイントを持つこと」となり、真に良い意味になるのではないでしょうか?
つまり、「ここだけはゆずれん!」って言うなら、その「ゆずれん」部分は最高であるべく常にチェックして変革し続けなくてはいけないってことでしょう。
■ところで・・・
上の(2)の用例って、どういう意味なんでしょうか?
お嫁に来た人に、文句言ってる、ってことでしょうか?
「こだわり」の意味よりもっと理解しにくい用例になってるような・・。