ノーマンロックウェルの描く食事風景
本日グルメ&ダイニングショー三日目です。
ところで、昨日google検索トップに、ノーマンロックウェルの絵画を模したロゴが出ていました。
2月3日は誕生日だったんですね。
ノーマン・ロックウェルはアメリカの日常を描きつづけた画家で、
その暖かい視点が日本でも人気を呼んでいます。
私も大好きなんですが、
作品の中に、良く食事風景が出てきます。
これがまた、幸せそうでほほえましくて、とてもおいしそうなんですよね。
これも料理そのものがおいしそうに描かれているのではなくて、
夕食のテーブルを囲む家族、ランチを食べるおまわりさん、少年、コック、ウェイター、みんなの表情が暖かさに満ち溢れているために、とってもおいしそうに見えるんです。
ちょうど、ほんの数秒しか移っていないシーンでも、宮崎駿映画の食べ物はとっても美味しそうに見えるのとおなじかもしれません。
ジブリ映画の料理が美味しそうなのは、その前後の周りの雰囲気ややりとり、音、いわゆるシズル感が最大の理由だと思います。
われわれも、単に味ではなく、「おいしさ」がどんな幸せにつながってるのか、回りの状況につながっているのかをしっかり考えて、お客様にお伝えすべきですね。