たまごとなめこの共通点が、お店繁盛のキーワードに!?
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
突然ですが、
「たまご」と「なめこ」の共通点ってなんでしょう?
これ、どちらも「発音する口のカタチ」が同じなんです。
つまり、耳の不自由な方からすると、
どちらなのか判別がつかないんですね。
現代では、「障害を持つ方の利用しやすさ」が
共感を得られるお店づくりに
とても大事になってきています。
昨年、スターバックスは『聴覚に障害がある従業員が手話や筆談などで接客する店舗』を都内に出店、世界的に話題となりました。
また、米国のファーストフード・チェーン店Culver’sのように聴覚障害の方がドライブスルーで利用できるシステムを10年も前から導入している大手チェーン店も増えてきています。
マクドナルドのモバイルオーダーシステムも、
聴覚障害の方にはすごく評価されていると聞きました。
働く方も、利用する方も、
そういった姿勢がファンづくりのひとつの要素になってきているんですね。
視聴覚障害だけでなく、
高齢者の方のサポートなども
これから大事な要素になってきます。
たとえば、たまご料理で言いますと、
高齢者にとても多い障害
「嚥下困難」にすごく有効なメニューが作れます。
つまり、飲み込む筋肉が弱っていて、とてもむせやすい
そんな方に有効なメニュー。
たとえばぷるぷる感を高めたオムレツ。
とろふわな食感を飲み込みやすさに特化する事で、
嚥下で苦労される方に、とても喜んで食べてもらえるメニューになります。
たまごスープもそうですね。
嚥下障害の方は、水分がとても取りにくいのですが、
とろみのあるスープはとても飲みやすいんです。
たとえば定番メニューで
「お味噌汁」を2種えらべるサービスのお店ってありますが、
今後はそこに「たまごスープ」とか
「かきたま汁」なんかを入れると、
高齢の方など嚥下障害の方にも喜ばれるのではないでしょうか。
以前は「そういうもの。しょうがない。」
となっていた考えも
「どうにかしよう。困っている人に判りやすく」
という考えになってきています。
たとえば、メニューの色づかいで
弱視の方にも読みやすくしたり、
フォントでも難読症の方がすごく読みやすいUDフォントもあります。
ぜひ、困っている方の視点で、
メニューやサービス開発を、
たまごもご利用くださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。