弱点をうまく活用しましょう!
飲食店さま、洋菓子店様、小売店さまに向けての内容です。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
少し前からですが、
全国あちこちのドン・キホーテで
「担当者仕入れしくじり市」
なるものが開催されていますね。
ドンキのしくじり市、あたかも従業員や担当者のミスにしているような文面ですが小樽店だけではなく宇治店でも同様の文面を記載しています。
【画像引用】https://t.co/lYxoALVyTf https://t.co/wmIaXXcSFd pic.twitter.com/OQB6M2FvoG
— 牛誠 (@Beat_Cow_299) September 20, 2021
コロナ禍で思ったように売れず倉庫がいっぱいで、次の激安商品が仕入れられない!
面白いですね~。
商品点数の多いドン・キホーテさんでは切実な問題ですよね。
戦略的には、
失敗やマイナス点を積極的にあらわすことで
共感してもらい、くすっと笑って買っていただける。
そんな狙いもありそうです。
僕たちのたまごでも、
マイナス点を活かした
似たような商品があります。
僕たちは、毎朝農場から選別場に集卵したたまごを、
選別後に夕方即出荷しています。
でも…
その日の内には着かないんですよね。
かならず翌日以降になります。
また、商品の単位が一番小さいもので18個入り。
産みたてのうちに全部食べ切っていただくのは、
難しい量です。
そこで、
「時間が経つほど美味しくなるたまご」
を考えてみたのです。
『焦がし香味たまご』
って言いまして、
新米のもみ殻を焙煎して、
香ばしい香りと共に産みたてたまごを封をして
お送りするんです。
すると、
ピラジンって言う成分なんですが、
お釜で炊いたおコゲの香り、
焼きおにぎりの香ばしい香りの成分
そんな食欲をくすぐる香りが、
お届けまでの間に卵に付くんですね。
これがまたウマい!んです。
四国の田舎だから、
お届けまでに一晩かかる。
その時間が、
たまごをより美味しくしてくれるんです。
また、冷蔵庫で保管している間にも、
香りがじっくりついて美味しくなる。
そんなたまごです。
あなたのお店のメニューでも、
弱みをPRすることで、美味しさや魅力になります。
お出しするのに時間がかかるメニュー
採れた時にしかないメニュー
あと、
「今年苦労したけどイマイチ売れなかったイチオシメニュー」
なんてのも見たことがあります。
よく売れてました。
どんなものでもぜひプラス思考でファンづくりのヒントにしてくださいませ!
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。