あなたの料理をインパクト大に!ハデに魅せるたまごの「気泡力」
飲食店さん、そしてお家でもおもてなし料理を作る際に、
より見栄えが良くなる
よりすごく見える
そんなテクニックって必要ですよね。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
27万人フォロワーがいらっしゃる
料理インスタグラマー「ぽんこつ主婦」こと
橋本彩さんが提唱する
「高見え」料理
なる考え方があります。
ようするに安価な食材であっても、
よりステキに見える、
より見映えがする料理になる
そんなノウハウですね。
とても素敵な考え方だと思います。
特に、飲食店さん、洋菓子店さん、製パン業さん
おなじ材料費でお客様に
どれだけワクワクしてもらえるか…
これってスゴく重要ですよね。
以前、多店舗展開されている人気パン屋さんのお客さまを訪問した際、新商品の打ち合わせをされていたんですね。
スタッフさんがとても美味しそうな試作パンを作られていたのですが、
そこのT社長は
「これじゃダメだ。」
っておっしゃるんです。
「立体のカタチがダメだ。“上からみて”大きく見えない。これで〇〇〇円では、お客様の手は伸びない。」
なるほど。
つまりパンの形が楕円なのか球なのか、
上から見て買うのか
横からみて買うのか、
売り場のえらぶ環境によっても、
どんなカタチが一番ワクワクしてもらえるかが、違うんですね。
カウンター席からお客様に提供するお店さんで、
目線の高さから「はいどうぞ。」ってお出しするので、
すんごくタテに大きな出汁巻きたまごにされているお客様があります。
そこは、
ダイコンのサラダなんかも、まるで東京タワーのように積み上げて提供していまして、食べるお客様も「わー!!」ってカンジの反応です。
たまごだけのメリットとして言うならば、
「起泡性」
がとても「高見え」に有効なんじゃないかと思うんです。
たまご卵白は泡立てると、
めっちゃふわふわになって体積がブワーって大きくなります。
これって、インパクト大きいんですよね。
これは名古屋にある
bistro 那古野 さんのメニューですが、
「ふわとろ半熟オムバーグ」
という名前で、
鉄板焼きハンバーグの上に、
泡立てたスフレたまごをかけてあります。
食感もふわふわで絶品なのですが、
それ以上にスゴイのは
めっちゃ湯気がでてまして
ふわふわを食べながら湯気に包まれながら
すごいインパクトある体験になっている点なんです。
動画のように、そのままでもスゴイですが
スプーンをつけるとすごい湯気がでてきますので、
よりインパクトがあります。
江戸時代にもあった料理
「たまごふわふわ」
にも通じる面白さがありますね。
以前もご紹介しましたが、
白身を泡立てたメニューって
クラウド目玉焼き
スフレオムレツ
スフレ的たまごかけごはん
ふわふわの親子丼
・・・など色々ありまして、
どれもインパクトはすごいです。
メニューの中で
たまごの「起泡性」を取り入れた
単価の取れる
「高見え」メニュー
ぜひお考えになってくださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。