イースターたまごで繁盛イベントをつくる
4月のイースター
中小の飲食店さん洋菓子店さんは、
「乗るしかない!」くらいのメリットです。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
「たまご」の無宗教さ・認知度高などの特性は
じつはとても季節イベント向きなんです。
イースター、
復活祭とも言われます。
年々市場が拡大している
「たまごが主役」のイベントで、
クリスマスと同じくらい大事なお祭りだ!
…という国もあります。
いちおうキリスト教の
お祭りですが、
「生命の源」として
卵を崇める土着信仰が
キリスト教とくっついたお祝い事、
と考えられてまして、
それだけに多宗教な地域でも
受け入れられやすいと言えます。
日本でもイースターの
認知度はついに8割を超え、
市場はわずか8年程度で7倍近くに急拡大しています。
人気アイドルを起用し大々的に宣伝したイオン、
昔からPRしているディズニーランド、
そして森永・キューピー
アサヒビールなど、
ジャンルを問わず企業が参入する
ビッグイベントになっています。
こういう大きなイベントは
大手が盛り上げてくれるので、
僕達中小や飲食店さんも
「いっちょやってみようか…!」
と始めやすい利点があります。
実際イースターに
なにがしかの取り組みをされている
飲食店さんも多くいらっしゃいますよね。
ただ…もともと卵をたくさん消費している日本では
「イースターだから卵を食べよう。もっと!」
という風潮には…
まぁなっていません。
だって、毎日食べていますし。
ちょうどお米で
「 新米の奉納日“新嘗祭”だからお米を食べましょう!」
なんてイベント感を打ち出しても
「今朝も食べたしなぁ。」
となってあまり拡売になってないのと同じですね。
ですので、ご飲食店さんで
利益のとりやすい『たまごメニュー』で
イベント感をだして
売上アップを念頭におくならば、
『絞り込み』が必要です。
例えば上記のおコメ業界では
「日本の誕生日に『おむすび』を食べよう」
というイベントがあります。
ただ「お米を食べよう」よりも
料理法をしぼっていて
間口が狭いですが、
「ちょっと食べてみようかな…!?」
と惹かれるものがありますよね。
例えば米国ではこの時期、
コロナ前まで
ホワイトハウスで大量の
「ゆで玉子」が使われる
イベントがありました。
木の棒で卵を転がして競争→食べるというもので、
一日でその数なんと一万九千個!のたまごを消費します。
また、フランスのベシエールという町では、
イースターに超巨大な「オムレツ」を
作って食べるイベントがありますが、
これも世界中からお客様が
詰めかけていたのは
「オムレツを食べに行く」
という点に「フランスの田舎町らしさ」が
うまくマッチしているからじゃないかと思います。
お店の雰囲気とあわせて
何か一品のたまご料理にしぼると
イースターでの話題性もあがるのではないでしょうか。
コロナ禍で
イベント的メニューの組み立ては
すこし難しくなっていますが、
・利益メニューである卵が主役
・大手が宣伝してくれる
・春は鶏卵相場が安い
と、メリットがそろっています。
ぜひ、イースターを活用して
繁盛につなげてみませんか?
あ、今年のイースターは4月17日(日)です。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。