ご飲食店さま・洋菓子店さま向けに書いてます。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
朝晩だいぶん肌寒くなってきましたね!
先日発表の
イスラエル・テルアビブ大学研究によると、
鳥
コウモリ
人間
どれも、男性(♂)よりも女性(♀)が寒がりなんだとか。
面白いですね。
研究発表した博士・レビン氏によると、
メスが子供を産んで「くっついていたい」
と思うように寒がりに
またオスが繁殖期にヒナを攻撃したり
エサをめぐって争わないように暑がりに
そうなっているのでは?との推論で
なかなか興味深いです。
さて、今日のテーマは寒~い冬の
「卵のイベント」について。
飲食店様、洋菓子店さまでは、
年末の繁忙期をひかえて、
ご準備など大変な時期かと思います。
本日はその後、年明けの販売について。
年開け1月は、飲食店様で
たまごメニューでイベントや
フェアを組むメリットの大きい月です。
なぜなら、一年で一番
鶏卵の相場価格が安い!のですね。
また、食べると金運が上がる!と風水で言われる
「寒たまご」の時期でもあります。
「大寒の頃生まれの卵を食べると、一年間の金運が上がる」
こんな風水のいわれがありまして、
意外とずいぶん定着した感がありますね。
15、6年前であれば
「何それ?」という感じでしたが、
ここ数年は色々な売り場でもPRが出て、
ご存知の方も多くなってきているように思います。
幸い(?)なことに
『食べるとやせる』とか『血圧が~~』なんて言うと薬事法に触れますが
『食べると金運が上がる』は
とっぴすぎて法にはひっかかりません。
過去の事例では、
パン屋さんで
「本日のたまごサンドは食べると金運が上がります」なんて特別感を出していただいたり、
パチンコチェーン店さん内の飲食店で
「今日のたまごは食べると金運が上がる」
なんて、いわれと共にキャンペーンを
いただき好評だったりしています。
〇なぜ金運が上がる?
大寒たまごは
『食べると健康になる』
といういわれも根強くあります。
一年を24に分けたものを節気と言いまして
その節気のひとつ「大寒」は、
鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)とも呼ばれ、
鶏が寒い中で元気に卵を産み始める時期なんですね。
そこから転じて、
「大寒の節気は寒くて快適なため
一年で一番鶏が元気で
滋養に富んだ卵を産む。
だから、
この時期の卵を食べると
活力が増す。
活力が増して商売がうまく行く」
こういう由来が伝わって、
すなわち『金運が上がる』と言われる
由来になったわけなんです。
じっさい、
ふだんの時期とくらべて
2割くらい
エサを多く食べます。
なので脂溶性ビタミンなどの栄養素も、
この時期が最も高く含まれる
傾向があります。
「最も滋養に富む卵」の時期だ
そう、いわれもお伝えしながら、
金運が上がる卵として
面白がっていただくメニュー企画となれば、
谷間の時期、一月後半に利益を多く出せるのではないでしょうか。
ちなみに来年の大寒の暦は、
1月20から次の立春2月4日までの2週間です。
ぜひ繁忙期前に、
ワクワクのメニューや企画をお考えくださいませ~。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。