何気なくサイトを見ていたら、こんな記事が紹介されていました↓。
(ニュース)事業仕分け:漢方薬の保険適用除外、医師や患者が反対運動(毎日jp)
テレビや新聞ではほとんど紹介されていませんが、
現在8割の医院で使われている「漢方薬」が、健康保険対象外になるということが決まったようです。
現状解説はこちらのサイトが分かりやすいです↓
(ブログ)皆さんに緊急のお知らせです。( LOLO CALO HARMATAN)
ここから下は私の個人的意見。
■患者として
私自身、風邪をひいたときには葛根湯を飲んでいますし、実際によく効きます。
保険対象外として漢方薬が6-10倍の価格になるというのは、残念です。
ドラッグストアで自由に買えるというメリットは増えますが、反対にお医者さんの治療選択肢が減少してしまう・・。個人的には「勝手に買って治す」のよりも、信用できる先生に奨めてほしいですね。
■経営者として
そして、経営者としての視点からも、やはり残念に感じます。
今回の決定により国内の漢方薬メーカーは倒産の危機に立たされることになります。
市場原理にのっとった競争や、企業努力の範疇での盛衰は、致し方ない部分もあるるかと思います。
ただ、予見不可能な外部判断(仕分け決定)により、急きょ事業の存続ができなくなるということは、本来あってはならない事態です。
対策の打ちようがないですもんね。
もちろん事業仕分けの必要性は感じていますが、内容によっては時間をかけて審議する & 審議している事を関係者に認知してもらう(将来そうなる可能性があると言うことを事前に知ってもらう)必要性があるのではないでしょうか?
■署名
東洋医学学会が中心となって、100万人目標の電子署名活動をされています。署名は下記のサイト。
※たまごと関連の少ない長文、失礼しました。
(参照)【緊急】事業仕分けで漢方薬が危険【署名】ハムスター速報
(参照) 医療用漢方薬が保険適用外 価格が3倍以上治療に支障? J-CASTニュース (※賛成意見も併せて載っています)