【世界のたまごアート】宮殿のステキなお花たまご(オーストリア)
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
写真はオーストリアのシェーンブルン宮殿に、この春作られた巨大なたまごオブジェ。お花いっぱいでステキですねー。
このシェーンブルン宮殿はウィーンにある最も有名な観光資源で、マリーアントワネットが滞在し幼少のモーツアルトが6歳でピアノを弾き、ナポレオンが司令部として滞在、かの有名なウィーン会議の場となった伝統ある建物です。
たまごオブジェが黄色なのは、宮殿の色を模したものかもしれません。 宮殿外壁色は「テレジアイエロー」と言われ、建設完成時に黄金で塗装する計画であったものを、財政難だった当時の状況を苦慮した女王マリア・テレジアが黄色にさせたことに由来しています。
ウチの名前は「小林ゴールドエッグ」ですし前述のモーツアルトは大の卵好きで一日十数個のたまごを食べていました。そして黄色もたまごらしい色でなかなか面白いつながりがあるなぁ、と思って取り上げてみました。
ちなみにこのオブジェはイースター(復活祭)に際して作られたもの。 オーストリアの国民7割弱が敬虔なカトリック信者ですので、復活の象徴である「たまご」を大きく飾るのもうなずけます。
復活祭前後にはイースターマーケットが開催され、大小さまざまなイースターエッグが宮殿前の公園に並びます。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます(^^)