【世界のたまごアート】色彩感覚抜群のたまごにビックリ!
たまごの上にトゥシューズで立つバレリーナの足。
これは、米国で最も有名なアーティスト・グラフィックデザイナーのひとり、
ジュリアス・フリードマン氏の作品です。
なかなかインパクトありますねー。
CG全盛の今では「ちょっと面白いよね。」くらいの印象かもしれませんが、数十年前の作品だとすると、感じ方もチョット変わるのではないでしょうか?
この方は卵を使った斬新な作品をいつか出されていまして、たとえば下の作品
“フレッシュペイント(塗りたて)”
という作品ですが、普段目にしているたまごと色が全然違い、ちょっとした衝撃がありますね。
この作品でニューヨーク アートディレクターショウ金メダルを受賞されています。
そういえば、日本の大ヒットドラマ『トリック』のオープニングに「青や緑の黄身のたまご」が不気味に使われていましたが、プロデューサーの山内章弘さんは「『当たり前をうたがえ』という意図を込めてこの映像を入れたんです。」とインタビューでおっしゃっておられます。
もしかすると上のフリードマン氏の作品と思想に、影響を受けたのかもしれませんねー。
フリードマン氏は、上記の写真ポスターのほかに家具デザインや彫刻、アートインスタレーションなども手掛ける多才な方。
卵の作品は彼の”代表作”として有名ですが、その他にも「食べ物」を主題とした有名作品がいくつもあります。どれも、色彩感覚が抜群にカッコイイ!
50年も前からこういった斬新なデザインを世に送り出してこられているのはスゴイですね。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。