小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

鳥インフル 愛知・豊橋でウズラ2羽 H7亜型弱毒性

『(以下引用)愛知県は27日、同県豊橋市のウズラ飼育農家で、ウズラ2羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスを確認したと発表した。国内でウズラから確認したのは初めて。またウイルスはH7亜型で、国内で同型が確認されたのは1925年以来。県などの検査の結果、陽性反応が出た。死んだウズラは確認されておらず、弱毒性とみられることから、人へ感染する可能性は低いという。(引用終わり)』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000008-maip-soci

野鳥由来のインフルエンザは定期的に国内でも発生していましたが、ウズラは初めて。豊橋市はウズラ卵の一大生産地なので、移動制限が解けるまで、需給に少なからず影響が出そうです。
弊社取引のある農場さんに確認しましたところ、こちらは通常どおり入荷いただけるとの事で、ホッとしました。

話し変わって、一般的なお話をします。
鳥インフルエンザウイルスの影響
鳥インフルエンザウイルスは人に感染しない:鳥類と人類ではその生体構造が違いすぎる為、ただちに人間に感染することはありません。ただし、外国で見られる様に、例外的に養鶏場などで作業中の大量吸引によって同様の症状が出ることはあります。
GPセンターでの洗卵・選別により、インフルエンザウイルスは死滅する:洗浄に使用している次亜塩素酸殺菌水によって100%死滅する事が判っています。
鶏肉や鶏卵を食べて感染することは無い:イタリアで最初に発見されてから129年間、食品としての鶏肉や鶏卵を食べることによって、人が感染した例はありません。また、発生した場合には、発生農場を中心とした半径5?30Kmの区域にある農場の生産物は、出荷できなくなりますから、原則として市場に出回ることはありません。 
(農林水産省プレスリリース(2005年6月26日)より抜粋編集)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 安心安全2009年02月27日