新型インフルエンザの知っておくべき知識
いよいよ日本人でも感染例確認とのこと、日本でのパンデミックも現実味を増してきました。ただ、通常(?)の季節性インフルエンザと同じ弱毒性とのことですので、ただちにバタバタと死者が出てくるというわけではなさそうです。正確な情報のまとめとしては、下記のblogが判りやすいです。
(参照)私なりの新型インフルエンザへの考え方 :Rails で行こう!
抗体を持つ人がいないため、感染者拡大の危険性が非常に高いとの事です。 逆に弱毒だからキャリアーとなった患者が移動してしまうことによる感染も増えるかもしれません。
いざというときの対策も考えるべきかも。下記のblogにちょっとしたまとめがあります。
ところで、この一連の広がりのなか、イメージや風聞に流されないことも重要ですね。
イスラム圏で豚の殺処分が行われたり豚肉の輸入が停止したり、日本でもメキシコ料理店で閑古鳥が鳴いたり米国のスーパーで豚肉消費が落ち込んだりしていますが、イメージ先行のとんでもない風評被害です。おなじ農畜産物を扱う身として、とっても残念です。
まず一般的にウィルスは細菌と異なり、生体エネルギーの無い環境では増殖も長く生息もできないので、食肉(つまり死んだ肉)から感染する可能性は極めて低いです。また、熱に弱く調理により基本的に完全死滅します。そもそもヒト-ヒト感染が確定した時点で、もはや豚を避けてもしょうがないともいえますし・・。人ごみに行かないほうがよっぽどマシな対策ですね。
「逆に人が減ったメキシコ料理店の方が、感染するリスク減るんじゃないですかね?」これは当社スタッフのジュリさんの言ですが、確かにそのとおりだと思います。明日の休みはタコス料理にしてみようかな・・?