小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たまごかけご飯好きの有名人・・・その10 若山牧水(歌人)

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

卵かけご飯大好き有名人シリーズ、
今回は明治の歌人・若山牧水さん。

 

「飯の時には炊きたてのに、
なま卵があれば結構である。
それに朝ならば味噌汁。」

(『樹木とその葉 野蒜の花』若山牧水より)

玉子料理のお好きな方で、

死ぬ直前の食事にも
卵黄のスープを飲んだりも
していたようです。

生涯を通じて旅をされ
いろんな地で句を詠まれてまして
食事についても
いろんな紀行文で紹介されてます。

 

朝ご飯も旅先で食べるなら、

「田舎に生まれて貧乏暮らし
だったから、あまり目覚ましい
ご馳走を並べられるとハラが冷えて
食欲を失うおそれがある。
まことにもったいない。

生卵があればいいんだ。」

なんておっしゃっていまして、
シンプルを好んでいました。

 

ただ若山牧水さん
この方は

超酒好き

で有名でした。

早世されたのも酒のせい。

43歳で亡くなってるんですが、

『死んだ日の朝にも5合飲んでいた』

『死んでも体が腐らなかった。
体内のアルコールのせいだろう。』

なんて
主治医の手記が残っているくらいの、
酒飲み伝説があります。

 

いくつも酒の句を読んでまして、

『白玉の

歯にしみとほる秋の世の

酒は静かに飲むべかりけり』

あたりが、
『酒飲みの句』として有名です。

 

◆お酒と肝臓を守るたまご

ちなみに

肝臓を守るスーパーフード
といえば卵。

卵たんぱく質を食べたラットは
肝臓でのアルコール処理能力が高い
という結果もあり、

また、メチオニンやコリンといった、
卵に豊富な成分が肝機能を向上させる
ということも分かっています。

春は歓送迎会など
なにかと酒を飲む機会が多くなりますが
たまご食を取り入れつつ
肝臓を守ってくださいね~。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

(関連:たまごかけご飯好きの有名人・・・その9 水谷豊さん | たまごのソムリエ面白コラム