小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

飲食店での温泉玉子メリットはタイパ

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

5年後の最低賃金政府目標に
半数の企業が「とても無理」との回答をして
話題になっていますね。

うーん、たしかに
良い目標なんですよね。
でも経済対策との両輪が大事で
「そっちがちょっと足りないかなぁ。」
とも感じます。

 

韓国など海外の事例を見ても
賃金だけ法律で上げると
企業は人を減らさざるを得ず、

失業者が増えてしまうなど
良くない影響も出ちゃうんですよね。

ぜひとも理想的なバランスで
実現にいたると良いなあ、と思います。

 

◆飲食店さんのコスト

『人件費』と呼ばれるコスト。

飲食店さんでは
「売り上げの3割くらいが目安」
なんて言われますよね。

最低賃金が上がり
時給を上げる、ということは
そのままお店のメニューのお値段に
影響します。

こんな悩ましさについて
たまご、特に温泉玉子は
大きなメリットがあります。

 

◆温玉はめっちゃタイパが良い

温泉玉子はとにかく
業務の「時短」効果が
すばらしいんです。

事前にじっくり加熱して
調理してありますから、

提供時には「割るだけ」で
お出しができる。

類似のトッピング
ゆでたまご
目玉焼き
とくらべても、

「剥く手間」がいらない。
提供直前の動作は
「サッと割るだけ」ですし、

再加熱する必要もありません。

ピークタイム時でも
速やかな提供ができますし、

アルバイトさんなど含めた
調理場での『手間』を減らす効果が
でっかいんですね。

お店でアイドルタイムに仕込めますし、
加熱ずみの温泉たまごは
多くの鶏卵業者から仕入れられますから
うまく活用しやすいです。

 

◆賞味期限もゆでたまごより長持ち

あと、地味なメリットですが、
温泉玉子はゆでたまごよりも
賞味期限が長いんですね。

ゆでたまごは茹でた後
数日しか持ちませんが、

温泉玉子だと一週間弱は食べられます。

たとえば
飲食店さんが鶏卵業者にオーダーする際に
頻度すくなくできるので
手間がちょっと助かる、というメリットが。

もちろんお店で作られる場合も、
まとめて作りやすいですね。

 

◆ヘルシーで高見えメリットある温玉

温泉玉子は

「ヘルシー感がつよい」

「お客様に高価だと
感じてもらいやすい」

というメリットもあります。

具体的には、
トッピング100円以上の価格でも
「そんなもんだろう。妥当だね。」
と思ってもらいやすい。

お店としては粗利を取りやすい食材です。

 

あなたのお店でもぜひ、
人手不足の現状と
これからの人件費増のためにも
温玉メニューを
充実させてみるのが
かなり有効なんじゃないでしょうか。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。