たまご不足で〇〇オムレツが伸びるかも・・!?
たまごの不足&高騰について
メニューの変化対応が起こっています。
うまく取り入れて人気メニューになるのでは。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
メジナ(モロッコ)
マアクード(チュニジア)
トルティーヤ(スペイン)
クークー(ペルシャ)
アジャ(イラク)
フリッタータ(イタリア)
これ、何か分かりますでしょうか?
世界の野菜たっぷりオムレツ
なんです。
プレーンなオムレツや
オムライスも良いのですが、
香ばしく炒めた玉ねぎ、
鮮やかな緑のハーブ・・・
新鮮な野菜と一緒に食べる卵
って、めっちゃおいしいんです。
なにより、
健康的な美味しさを得た
という満足感がハンパないですよね。
そして、飲食店さんのメリットで言いますと、
「たまご比率が少なくて済む」
という点が挙げられます。
現在鳥インフルエンザの
記録的な大発生を受け
全国で1800万羽ちかくの鶏が
処分でいなくなっています。
相場高騰もありますが、
なにより「手に入らない…!」
という声をたくさん聞くようになっています。
外食さんによっては
たまご抜きメニューなどで
対応していらっしゃいますが、
その選択肢のひとつに
「野菜オムレツ」も
あっても良いかもしれません。
◆世界の野菜オムレツ
スフレ・ド・パタータと呼ばれる
野菜オムレツがあります。
玉ねぎのソテー、パセリ、マッシュポテト
などを使いまして、
エンドウ豆やみじん切りにしたニンジンを
加えたりもしまして、
いろどりもキレイなんです。
ふんわりほくっとして
すんごく美味しいんですよ。
このオムレツは北アフリカの
セファルディム地域
(スペイン・ポルトガル
イタリアなどの南欧諸国や、
トルコ、北アフリカなどに
15世紀前後に定住した
ユダヤ人文化の地域)
の料理によく見られるもので、
お国柄によって少し違うものが
メジナ(Megina)や
マアクード(ma’akoud)と
呼ばれます。
あと、
もっとインパクトを
出すなら・・・
クークーとアジャはどうでしょう。
玉ねぎのソテーとパセリ、
コリアンダー、
バジル、タラゴンなどの
新鮮ハーブを入れたオムレツです。
中東の料理では一般的でして、
ブロッコリーやほうれん草
を加えることで、
抗酸化物質と栄養が
たっぷり豊富に含まれた
おいしいオムレツなんですね。
なにより見た目の
インパクトが大!
ですよね。
より定番に寄せるなら
フリッタータや
スパニッシュオムレツも
外せません。
いずれにせよ、
鶏卵の高騰している中で、
野菜オムレツは
上手くすると
お得感と健康感の
両方をあなたのお店で
演出できるかもしれません。
季節の野菜にアレンジして
コストを下げつつ
インパクトを出す、
ぜひお試しくださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。