定番をちょっと外すたまご料理・オムレツライスとだし巻き玉子丼
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
大人気賭博漫画「カイジ」の
飯テロスピンオフ作品として話題の
『1日外出録ハンチョウ』
という漫画があるのですが、
その第3話に
「オムレツライス」
なるものが出てきます。
オムライス、
じゃありません。
オムレツライスです。
使っている具材は
オムライスと大差ないのですが、
まったく別モノ!というくらいの
魅力がある
超うまい玉子料理
なんですね。
漫画の世界ですが、
とにかく美味しそうで
見ているだけで
「そりゃうまいだろう!」
という説得力と魅力が爆裂、
ネットでも実際に作ってみる人が
めちゃめちゃ出てきて今に至ります。
オムレツライスの詳細は
ぜひこの漫画をみてほしいのですが、
繁盛たまごメニューとしての
おもしろいポイントが一つあります。
それは、
定番人気料理の軸を少しずらす
という点。
ご存じの通り、
オムライスは子供から大人まで
めちゃくちゃ人気があります。
しかしたとえば食べログで
「オムライス」と入力すると
オムライス専門店だけで2054件も・・・。
人気なだけ、ライバル多くて
差別化が難しいんですよね~。
ですので、
その人気の軸をちょっとだけズラすんです。
例えばご当地地ビールでも、
「おいしさ」だけを追求すると
どんな地ビールも最終的には
キリンラガーとか一番搾りとかの味に
限りなく近づいちゃいます。
なぜなら、大企業が本気で追及した
おいしさのど真ん中だから。
一時期地ビールがすたれたのは
美味しさを追求したから差別化が
なくなったせい、なんてことも聞きます。
ですので、地方の地ビールメーカーは
最高のバランス軸から、
ちょっと苦みが強いとか
桜のスモークで仕込んで
香りのクセが強いとか
そこでしかないオリジナルとして
軸をずらすんですね。
たまご料理でも
同じことが言えます。
たとえば親子丼とか玉子丼であれば、
いろんなお店で作ってまして、
差別化はなかなか難しいですよね。
ですが、
似た料理に
だし巻き玉子丼
というものがあります。
だしをたっぷり入れて巻いた
だしまきたまご。
これをアツアツごはんに
のせて食べる・・・
これって、
材料的には親子丼玉子丼と
変わらない、
いやそれより少ないのに
食べてみるとゼンゼン違った
すごい魅力がある
美味しさなんですよ。
ふるふるとろふんわりで、
だしまきたまごを独り占めして
思いっきり食べたい!
みたいなニーズが
確実にあるんです。
ぜひ、ちょっと軸をずらす
繁盛たまごメニュー
考えてみませんか!?
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。