意外!究極の「日本食」とは・・・!?
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
大臣経験もある政治家のS氏とお話した際に、
「日本食の極みはね、『オムライスとカツ丼』だよ。」
とおっしゃっていただいた事があります。
え!?
とビックリしてその訳を聞くと、
「オムレツってのはヨーロッパのもんだよ。それを日本のコメ食文化と融合させて広く普及させている。 カツ丼だってそうだ。カツレツという西洋の料理をじつにうまく取り込んでダシと合わせ、日本の食べ物としてちゃんと成立させている。 これは、日本の文化を象徴する食べ物だよ。」
とのお話でした。
なるほど。
オムレツはフランス発祥、
カツレツは、フランスの「コートレット」が語源とされていますが、イタリアのコトレッタ、ロシア料理のコトレータ、ドイツ・オーストリア料理のシュニッツェルなど広く欧州で親しまれている料理です。
オムライス・カツ丼ともに、日本国内の発祥にはそれぞれ諸説あり、日本文化への定着度の深さを物語っているように感じます。
また、上記S氏には
「どちらも“卵”を使っているよね!? 頑張ってくださいね!」
ともおっしゃっていただきました。 確かに!
世界トップクラスの消費を誇る「たまご大好き」民族としては、コメとタマゴを介して「世界の食」を日本食として取り込んでいる事実はなかなか感慨深く、気持ちがいいものです。(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。