小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

オムレツ 記事一覧

先日「誰でも名人級のオムレツが焼けるフライパン」のご紹介をしましたが、

今度は普通のフライパンで名人級のオムレツを作る方法をご紹介します。

YouTube – 簡単に出来るオムレツの裏技

プロの料理人の方が丁寧に作り方を教えてくれています。

You Tubeでは色んな「オムレツの作り方」動画がアップされていますが、

この方の作り方がイチバン簡単で判りやすく、そしてビックリするくらいキレイなとろとろオムレツができました。(^^)

コツは、一度火から下ろしてしまうこと。

かなり意外な作り方です。

ですが、オムレツは一言で言うと、

「たまごの薄皮で包まれたスクランブルエッグ」、

その観点で言うと、この方の作り方は非常に理にかなっているんですね。

ぜひ!ワクワクお試しください!

オムレツを“名人級”に作れちゃう画期的なフライパンを発見! 2010年7月21日 東京ウォーカー(http://news.walkerplus.com/2010/0721/21/)

オムレツを作るのって、難しいですよね~…。

苦労するのは、やはりひっくり返すとき。

このフライパン、三つの部分に分かれていて、手元のボタンで左右からパタンパタンと真中へ折りたたまれるというオドロキの構造になっています。

なかなか画期的です。

ただ、三つ折りになるので、見た目はやはりちょっとオムレツっぽくなさそう・・。

なんとなくクレープっぽいですね。

中に具を入れるオムレツって、プレーンなオムレツより難しいですから、手軽に毎日違う具を入れてワクワク楽しみたい方にはこのフライパンは最適かも。(^^)

オムレツには水を混ぜろ! オムレツ世界最速の男、ハワードエルメル氏の結論を確かめるため、さっそく試作してみました。
参照:_オムレツに混ぜるのは水か牛乳か?(1)長年の論争ついに決着【アメリカ】

それぞれ、エルメル氏のすすめる分量で、等量の水と牛乳を入れてオムレツをつくってみました。(分量は上記リンク参照)

卵が数個しか無かったので、小さいオムレツになりました。(しかも朝食、半分こした後です^^;)

左がをスプーン一杯いれたもの、右が牛乳を入れたもの。

結論から言うと、確かに水を入れたほうが食感も滑らかでした。その後何度か作ってみましたが、牛乳を入れたときよりも、形にまとめやすい感じです。火を通しすぎて固くなったり、キレイな形に作れなかったりという失敗は、水をいれることで随分少なくなるように感じます。エルメル氏の意見に、なるほど、ナットクです。
そして、味や香りは、卵本来の非常にシンプルなものになります。牛乳を入れた方が、ややコクが増すようですね。この風味は合わせるソースの味によっても、好みが別れそうです。

そもそもなぜ何か(どちらか)を入れないといけないのでしょうか?
やはり一つには食感という要素が大きいと思います。「オムレツは薄い卵焼きで包まれたスクランブルエッグだ。」と「ためしてガッテン」で表現していました。エルメル氏は「流動性が大事だ」とおっしゃていました。この様に、おいしいオムレツには、そとはしっかりと包むふんわり食感があり、内側はトロトロの滑らかさが必要です。
これを同時に成すのは私の様な料理シロウトにはかなり難しいです。しかし、水分が増える事で卵の固まるのを遅らせ、また加熱しながら混ざるのをスムーズにする効果から、熱のとおりが均一にりやすくなり、固くなりすぎるのを防ぐのではないでしょうか?その意味ではタンパク含量が増えてしまう牛乳よりも、水の方が効果が大きいのです。

私共の「とろーりオムレツ専用たまご」も、

白身と黄身の比率や鶏さんの日齢にまでこだわっているのは

この『とろふわ食感』にポイントがあります。洋に合う風味、飼育条件、鶏種などを限定し、最重視しているのが加熱後の食感です。

ちょっとした工夫と気づかいで、より美味しいオムレツができます。しかも今回はアメリカ鶏卵協会のお墨付き!ぜひ皆さん、お試しください。

 

■ところで・・・
卵をボウルに割ってかき混ぜたあと、「水」を溶き卵に入れちゃうのはけっこうな心理的抵抗がありました。「これ本当にイイのか・・?」と。牛乳だと何にも感じないんですよね。不思議だなー。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2009年06月10日

ケチャップ→ケチャップとオムレツ→オムレツと、少しずつ卵に近い話題にシフトしています(^^)

アメリカで、こんなニュースがありました。

_Expert settles debate about mixing water or milk with eggs (seattlepi.com)
_(卵に混ぜるのは水か牛乳か?専門家が論争に決着)

この記事によると米国では、かねてからシェフによってオムレツに水をいれるのか牛乳を入れるのかについて、意見が分かれていたとのこと。

そこでこの問題に、アメリカ鶏卵振興会(the American Egg Board)のスポークスマン、ハワード・エルメル氏がついに最終決着をつけたそうです。

 

人呼んで “世界一速くオムレツを焼く男” (ギネス保持者・427個/30分)である彼によると、

『完璧なオムレツを作るには、卵二個に対して、テーブルスプーン二杯分の水を入れることをお薦めする。 水で、オムレツを軽くならせて、より動きやすくするんだ。』
『オムレツの中身は単なる卵だと思っちゃいけない、流動性が大事。コレが極意だ。』なんだそうである。そして、

『スクランブルエッグだったら、ミルク。ハーフアンドハーフのヤツか、ヘビータイプのクリームを使用してくれ。これで卵は濃くてリッチな味わいになる。』
『ほとんどの料理人が使ってる7、8インチのオムレツ用フライパンよりも、10インチくらいの焦げつき防止フライパン(テフロン?)を使ったほうがいいよ。外側も中身もグッとキレイなオムレツができるよ。』と、これがエルメル氏の最終結論の骨子です。

 

まとめると、
1:オムレツには水、スクランブルエッグには牛乳を
2:フライパンはテフロン加工の大きめのものを使え

という事です。

記事中ではプロ料理人が賛否両論とありますが、「世界最速」でオムレツを作る人の意見が“最終結論”になってしまうのは大丈夫なんでしょうか?。向こうの料理人の皆さんは納得できたんでしょうか?

やってみなくちゃ判らない、

水と牛乳を入れてそれぞれ試してみたので、

次回にその結果をご報告します^^

オムレツに混ぜるのは水か牛乳か?(その2)たまごのソムリエコラム

ちょうど一年程前、カゴメが「オムレターコンテスト」という企画をやっていました。オムレターとは、オムレツにケチャップで書いたレター、またはラブレターの事です。親子でお絵かきして楽しんじゃおうという企画ですね。「たのしく食事を。」というコンセプトは先日コラムのケチャップ商品と同じなんですが、ほほえましい度が全くちがいますね。

昨年、一昨年と続けてのイベントだったようですが、今年はどうもやらないみたい。残念です。ちなみに受賞作品はカゴメのサイトにて公開されています。

上の画像は「パパにっこり賞」の受賞作品です。ほほえましいですね~。_

もうすぐ父の日です、お母さんといっしょに「おとうさんありがとう」のこんなメッセージはいかがでしょうか?

そんなときは、加熱でとろーりとした食感とおいしい香りが楽しめる「とろーりオムレツ専用たまご」もどうぞ。

ところで上記の賞には、「パパにっこり賞」と「ママにっこり賞」があったのですが、ママ賞の賞品が「5万円分の旅行券」、パパ賞は「Wii+Wii Fit」でした。なんとなくママの方が、扱いが上な気がして仕方ありません。パパは家の中で遊んでおいて!という事でしょうか・・?(^^;)

昨日のエントリで、「おじいちゃんの焼いてくれたたまごやき」についてのエッセイをご紹介しました。実は私にも良く似た思い出があります。

亡くなった母方の祖母が、プレーンオムレツづくりの名人でした。

中になーんにも入れない、本当にシンプルなオムレツです。

これがまた実にウマかったんです!

祖母には私を含め8人の孫がいますが、正月などに泊まりに行くと朝ごはんに『一人一人の好みに合わせて絶妙の焼き加減』で絶品プレーンオムレツを作ってくれました。

おばあちゃんちから帰るたびに、「あのオムレツをつくって!」と母に頼み込んで困らせたのを覚えています。昨日のエッセイも、なつかしく感じて思わず取り上げてしまいました。

さて、今読んでいる「我が家のチャーハンはなぜパラッとしないのか?」(アステ新書)に、『ふんわりオムレツを作る秘訣』というのが出てきました。

それによると、

スプーン一杯の炭酸水

が必要なんですが、手軽なのでちょっと試してみようと思います。

でもスプーン一杯のソーダ水、使った残りは、どうすればいいんでしょうね。保存できないし、飲むのかな・・・?

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2009年04月29日