目玉焼きは水を入れない方がうまい(極上目玉焼きの作り方)
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
本日は極上の目玉焼きを焼くコツを紹介します。
以前もご紹介しましたが、
(1) たまごは衝撃を与えないようにそっとフライパンに入れる
(2) フタをして、火力は「ごく弱火」でじっくり10分
(3) 水は極力入れない(入れてもホンの少し)
この三つを守るだけで極上の目玉焼きになります。
たまごの黄身には、卵黄球(脂肪球)という小さな玉がたくさん浮かんでいまして、これが目玉焼きの「滑らかさ」になります。この滑らかさの元、卵黄球はとっても崩れやすくて、少し高い場所から割り込むとボソボソの食感になっちゃうんです。
なので、そーーーーっとフライパンに入れるには、小皿などに静かーに割ってからゆっくりとフライパンに入れると、火傷せず便利です。(^^)
また、じっくりと弱火で熱を通すことで、ネットリ濃厚な食感が出て美味しくなります。
最後に、水をたくさんフライパンに入れると、一気に熱が伝わってしまい焼き上がりの熱量コントロールが難しくなります。
たまごは保存しているあいだカラの中で、産みたてすぐから黄身にどんどん水分が移動します。 加熱により水分が飛ぶことで、産みたて本来のたまごがもつ黄身の濃厚さにふたたび近づけることができるんですね。
ちょっとしたコツで美味しい朝食、ぜひお試しくださいませ!