本日は飲食店さま向けに書いてます。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
本日は「いい卵の日」なんです。
11月05日で、
い い たま ご
です。
業界的には大きなイベント日なのですが、
飲食店さんというよりは、小売店さんでのイベントが多いイメージですね。
ただ、露出は結構多いので、
いい卵の日にあわせた
外食さまでの
面白たまごメニューなんかは
メディア発信との相性も良さそうな気がしますね。
さて、この日に合わせて、
キューピーから毎年「たまご白書」という調査書がでます。
けっこうおもしろいんですよ。
たとえば、
好きな卵料理はなに?
という質問を調査しているのですが、
3年連続で一位は、
「目玉焼き」
それも、「片面半熟」が大多数です。
たしかに、美味しいですよね~。
目玉焼きってホント奥が深くって、
ちょっとしたコツを
知っているかどうかで
めちゃくちゃ美味しくなります。
人気一位の目玉焼き
ただ……
飲食店さんでは、
「じゃあ目玉焼きメニューを増やそう。」
…と考えても、逆効果になるかもしれません。
それは、
「非日常じゃない」から。
飲食店さまでは、
特別な時間
ステキなひととき
を望んでいます。
たまご料理であれば、
「家では見たことない…!」
「家では作れない…!
となるものが、
お客様にとってワクワクしますよね。
「目玉焼き」を
どんなにお客様が大好きでも、
「家でも作れる」のであれば
外食さまでの価値は低いのです。
なので、
たとえば
フレンチの技法、
「トリュフの香りづけをした絶品目玉焼き」
なんてのも良いですし、
もっとシンプルに外食様向けの美味しさで言いますと、
バターを3倍つかった目玉焼き
「たっぷりバターでカリカリに仕上げた黄身とろ目玉焼き」
なんてのはステキじゃないかと思います。
たっぷりバターの香りが絶品で、
香ばしい食感が最高です。
そして、
家庭ではまず!もったいなくてやっていません。
食べて驚きがあります。
また、カリカリ食感だけを目指すなら、
スペインの伝統料理
「ウェイボフリート(揚げたまご)」
たっぷりの油で揚げるようにつくった目玉焼きもあります。
揚げ用の油を常につかっていらっしゃる、
外食さんならではの美味しさじゃないでしょうか。
油たっぷりネタばかり紹介してますね。
もちろん付け合わせサラダなどで
ヘルシー感の工夫は必要ですが、
なんにせよ、
「家では作らない。作れない。めんどくさい。」
が飲食店さまの
粗利のとれるたまご料理メニュー
のキーワードです。
目玉焼きの人気要素、
ぜひうまく取り入れてくださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。