こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
流行りの勉強のために
いろんなレモンケーキを
買い込んで、スタッフと
食べ比べをしています。
ひとくちにレモンケーキと言っても
やっぱりいろんな多様性が
あるんですよね。
レモンの風味に
焦点をあてて
レモンピールが特徴だったり
ふわふわの焼き上がりが
特徴だったり
酸味が特徴だったり・・
また、
販売しやすいサイズ、
保存性や包装形態価格など
いろんな観点のこだわりが
ありますよね~。
再流行している
レモンケーキですが
なるほどトレンドにつながる
気づきが多かったです。
さっぱりした酸味の後味は
いまの現代の味覚に
とても合っていると感じますし、
単なる『定番商品』
というだけじゃなく
レモンケーキを
お店の差別化の代表格としたり
ブランドアイデンティティとする
お店さんもでてきています。
いろんな可能性が
まだまだありそうです。
さて、
この酸味という特徴。
たまご料理の観点で考えると
非常に興味深いものがあります。
それは、
酸味が
お酒とたまご料理の
相性を良くしてくれる
という面白いメリット。
お客様の料理人さんに
うかがったのですが、
じつは
ワインとたまご料理は
あまり相性が良くありません。
たまごの甘みや風味と
ワインの苦味・香りが合いにくくて、
たとえば
オムレツとワインを
合わせようとすると
ワインソムリエさんは
ペアリングに苦労するんだとか。
ですが、
そこに少し酸味が入ると・・
代表的なものでいうとマヨネーズ
がありますが、
たまご料理と
マヨネーズの
組み合わせは
不思議なことにワインと
合うんですね~。
ワインの酸味との
橋渡しをしてくれるんでしょうか!?
なかなか面白いです。
ワインの本場フランスには
ウッフマヨ
という
ゆでたまごとマヨネーズの
絶品料理があります。
これ僕も大っ好き
なんですよ。
フレンチ定番の前菜だけあって、
ワインやビールのアテに
ピッタリです。
あと、ワインと卵が難しい、というだけであって
ゼッタイ合わないわけじゃないですので、
あえてこの組み合わせで
美味しいペアリングを提案されている
ソムリエさんもいらっしゃいます。
レモンケーキの令和版流行のように、
この組み合わせも
あらたな可能性がひろがるといいなあ、
ひろげてみたいなぁ、
と思いますね。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。
(関連:【レシピ】仏たまごマヨネーズ最優秀賞受賞の前菜を作ってみよう! | たまごのソムリエ 面白コラム)