小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

料理別・たまごのこだわり 記事一覧

オムレツでもない
スクランブルエッグでもない

そんな美味しいたまご料理があります。


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

「オムレツって好きだけど
自分じゃなかなか作れないんだよね~・・・。」

そんな声を聞きます。

それ!
めっちゃ分かります。

自分もそうでした。

ぜ~んぜん上手にできないので

『僕でもとろふわに作れる
卵の条件を探そう』

…とデータを取り始めて
できたのが
「オムレツ専用たまご」

それでもひさびさに
オムレツを焼くと

4人分作ったら、いつも
最初の一人目は失敗に
なっちゃうんですよね。

体が忘れている・・!


◆カンタンで見栄え抜群の新たまご料理

で、ですね。
そんな心配なく作れる
美味し~い卵料理があるんです。

その名も

フォールデッドエッグ
( folded eggs)

直訳すると

『折りたたまれた玉子』です。

生クリームと混ぜた
卵液をフライパンで加熱して
半分トロッとした状態で
提供したもの。

いうなれば

スクランブルエッグと
オムレツのあいだ

です。

 

やってみると分かりますが

スクランブルエッグよりも
オムレツよりも
作りやすいんですよ。

そして『花』っぽい
見た目でとっても
おしゃれです。

 

しかも!
トーストなんかに乗せると
めっちゃトロトロなのに
スクランブルエッグよりも

超食べやすいんです。

下面がつながってますから。

 

ハワイ発のたまご料理専門店
エッグシングスさんの
「オムレツ」が
このフォールデッドエッグに
ちょっと似てるカンジですね。

 

ちなみに発祥は
ニューヨークにある
オーストラリアンカフェ発で
流行りはじめたメニューなんで

『オーストラリア式
フォールデッドエッグズ』

なんて呼ばれたりもしますが、

オーストラリア発祥
・・・でもなくって
純粋な米国オリジナルの
新しいたまご料理です。

 

いくつか作り方がありますが、
海外料理サイト「the kitchn」の
フードディレクター
グレース・エルクスさんのレシピが
作りやすかったです。

The Kitchn | Inspiring cooks, nourishing homes

 

<材料>

・卵 2個(Lサイズ)

・生クリーム 50ml

・塩コショウ 適量

・バター 適量

※あとヘラを用意します。

 

<作り方>

①卵2個をボウルに割って生クリームと混ぜる

②フライパンにバターを入れ加熱

③卵液を入れ10秒ほどそのまま加熱

④ヘラなどでフライパンの外側から
内側へ回すように少しずつ寄せていく
(注:混ぜちゃダメ!『寄せる』だけです)

⑤卵液が波打って折りたたまれた
シーツのようにひだひだができ、
小さい円状にまとまる

⑥真ん中がトロッとした
半熟の状態で
火を止めて皿に移す。

⑦トーストなどに乗せて完成!

 

◆見た目の良さからカフェでも映える!

そして、作ってみて分かりますが
けっこうカフェ向きのメニューなんですよ。

見た目もバラっぽいので
すごくステキ感が出せますし、

調理時間もかなり短いので
オーダー後の提供も
とてもやりやすいんです。

飲食店さんのメニューとしても
イチオシです。

 

ぜひあなたのお店の新メニューとして
検討してみてくださいませ~。

これから流行るかも
しれませんよ!

 

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2023年11月20日

『魅せ方』って
すごく大事ですよね。

テレビの裏側には
美味しそうに見せるプロが
いらっしゃって
学びになります。


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

以前「マツコの知らない世界」という
番組に出させてもらって、
究極に美味しいゆでたまごの
『茹で方』をご紹介したのですが、

じつは、
半熟トロトロのゆでたまごって

『茹でたその後』

が難しいんですね・・・

カラを剥こうとしたら、
やわらかくてすぐに
中身が崩れるし、

切って盛り付ける際も、
包丁に付いちゃったり
キレイになりにくいんです。

そこで、
こうやったらうまくいく!
という

卵をゆでた後のコツ

について2つご紹介します。


その① 半熟たまごのキレイな『剥き方』コツ

まず『茹で方』で
剥きやすくする、
その調理のコツは
以前に何度かお伝えしました。

ゆでたまごをツルン!と剥いちゃうコツ その1 | たまごのソムリエ面白コラム

「マツコの知らない世界」でご紹介した『究極のゆでたまご』作り方 | たまごのソムリエ面白コラム

 

そして、ゆでた後
『剥く』際には
こんなコツがあります。

剥くコツ1:
おしりから割って剥く

とんがってない丸い方の
おしりの方には
「気室」という
空気が入った部分がありまして、
茹でるとちょっと凹んでいます。

で、そこからパキっと割ると
中身に衝撃を与えずに
割って剥くことができます。

ちょっとした違いですが、
やわらかい半熟たまごの場合
すご~く大事な
コツなんです。

 

剥くコツ2:
スプーンで割る

半熟たまごを剥く際は、
とにかく力のコントロールが
最重要。

たまごをコツン!と
どこかにぶつけて割る。
絶妙な力加減で。

これってかなり難しいんです。

ですので、
たまごを手に持って
もう片方の手で
スプーンをもって
やんわりコツコツ!と
叩いてひびを入れてやる。

それから剥く。

これが効果
めっちゃあります。


その② 半熟たまごのキレイな『切り方』コツ

そして、
半熟トロトロのたまごを
二つに切ろうと思ったら

大事なコツが一つあります。

それは・・・

包丁をつかわない

ということです。

包丁だとその壁面に
黄身がくっついちゃうんですね。

 

トロトロがイイ。

でもキレイに切れない。

これ、
ずっとジレンマだったのですが
あるTV番組で収録の際
専属のフードスタイリストの
料理人さんにコツを
教えていただきました。

 

半熟をキレイに切るコツは

糸を使います

釣り糸などのはしっこを
固定した場所に結んで、
もう片方を手に持ってピンと張り
掌に乗せたたまごを
スーッと糸に当てていきます。

これだけで、
キレイにたまごが切れるんです。

僕は百均で買った
金属製ピーラーの
歯を外して

そこに釣り糸を結んで
使っています。

めっちゃ便利ですよ!

手間もかからない
なんならまな板も
いりませんので、
スペースの少ない
展示会などでも重宝しています。

ご飲食店さまでも
有効なやり方ですね。

 

以上、半熟トロトロたまごの
調理のコツ2つをお伝えしました。

ぜひ、お試しくださいませ~。

 

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

ゆでたまごがツルン!と剥けない。

そんな悩みの方って多いんですが、

じつは料理本に書いてあるのと
反対のことをやった方が良い
かもしれないんです。


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

 

最近試食テストなどで
いつも以上にゆでたまごを
作りまくっています。

くいしんぼなので
大満足なんですが、

キレイにむくのって
やっぱり苦労するんですよね~・・・

特に、
半熟トロトロゆでたまご。

 

力を入れずにスルッとむけると
とても効率が良いですよね~。

 

◆ゆでたまごのコツが変わっている!?

ゆでたまごをキレイに作る方法で

「ゆで水に〇〇を加える」

というハックが存在します。

 

僕の手元にある料理本を見ると、

『水にお酢を入れてから茹でる』

と書いてあります。

お酢、
ようは『酢酸』ですね。
つまり酸性にする・pHを下げる目的です。

 

また、

『水に塩を入れて卵を茹でる』

と書いてある本もあります。

塩(塩化ナトリウム)のpHは中性です。

 

そして・・・

ちょっと新しいハックとして、

『水に重曹を入れて卵を茹でる』

というものがあります。

重曹って炭酸水素ナトリウム、
つまりアルカリ性です。

 

「ゆでたまごを作るコツは
茹で水のpHです。」

という点は同じなのに、

酸性にしたり中性だったり
アルカリ性だったり…。

いったいどれを信じれば
良いのでしょうか!?

◆どれもメリットがある

そもそもこれ
何の意味があるのかというと、

酸性にする・中性の塩
→卵の割れ漏れをを防止

アルカリ性にする
→たまごを剥きやすくする

という効果なんです。

 

◆割れ漏れ防止になる

卵を茹でていると
パキッ!と割れて中身が
出てくることがあります。

これは中の空気が膨張して
出てくるからなんですが、
特に冷たい卵を茹でるときに
割れやすかったりします。

そのために空気抜きの穴を
空けると良いのですが、

さらに、
もし卵が割れた際に
瞬時に白身を固めて
漏れを防ぐのが
お酢や塩なんですね。

ポーチドエッグと
おなじ理屈です。

たんぱく質が
酸性や塩によって変性する、
その効果を活用しているわけです。

 

◆ツルンと剥きやすくする

そしてじつは

茹で玉子が
剥きにくいのは、
新鮮なたまごの
卵白が『酸性』だから

なんです。

産まれてすぐの卵は
内部に炭酸ガスをたっぷり含み
白身が酸性のため、
加熱することでカラ内側の膜と
くっついちゃうんですね。

そしてこれは
3日ほど置くと解消されます。

ゆっくりと
ガスが抜けて中性になり
剥きやすくなるんです。

ですので、

ゆでたまごにはやや古い卵

がピッタリなんです。

 

ですが、いつも古めのたまごが
あるとは限りません。

そんなときは、

茹で水1Lに小さじ半分の
重曹を加えてやると

アルカリ性になるため
卵殻と白身の反応を弱めて
カラに中身をくっつきにくくする

すなわちスルッと剥けるように
なるんです。

これは、大量にゆでる
ラーメン店さんなどでも
有効な手法ですので、
もし剥くのに困っていらっしゃるなら
ぜひ一度お試しください。


まとめますと、

割れ漏れを防ぎたいならお酢か塩

ツルンと剥きたいなら重曹

これを茹で水に入れると
ゆでたまごがキレイにできる

ということです。

 

「どっちも必要だなぁ。」

なんておっしゃるアナタ、
両方入れたら
中和して無意味になっちゃいますので
ご注意くださいませ~。

 

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

一週間の半分くらいは、
目玉焼きを朝食べてます。

いろんな実験もするんですが、
今回はコク濃厚な美味しさに
ビックリな手法をご紹介。

 

有名ブロガーで料理研究家のリサ・スティールさんが
以前に紹介していたもので、

なんと!目玉焼きを
生クリームで焼きます。

ええっ!?そんなの美味しいの!?
と思うかもしれませんが、

はい、めっちゃ美味しいです。

考えてみれば目玉焼きで使うバターって
クリームから水分とタンパク質と糖分を
取り除いたものなんですよ。

その前のものをつかって
焼いた目玉焼きが、
よりコク旨になるのは
たしかに理にかなってます。


<作り方>

①冷たいフライパンに
生クリームを流し入れる
うすーく広がるくらいで大丈夫です。

②中火で加熱する

③ふつふつと泡が出てきたら、
そーっと卵を割り入れる

これだけです。

いや、「作り方」なんて書くのも
おこがましいくらいカンタンですよね。

これだけで、
めっちゃコクが出て美味しいんですよ。

クリーム部分はだんだん焦げてきますので、
卵を入れたら超弱火でじっくり焼いてくださいね。


◆『理にかなった非常識』ってすばらしい

一見非常識でも、
よく考えるとすご~く理にかなってる。
そんな調理方法って面白いですよね。

たとえば
スクランブルエッグも、
冷えたフライパンにバターを塗ってから
卵液を流し込んで
ゆっくり加熱すると、
トロっトロに美味しくできます。

これも、
冷たいフライパンに先に
入れてから加熱するって
料理として珍しいカンジですが、

ゆっくりじっくり加熱が肝になる
「スクランブルエッグ」では、
すごく理にかなっているわけです。


そして特に!

飲食店さんの差別化メニューには
この、

一見非常識
実は合理的

な料理方法が、
耳目を集めやすい
すごく重要な繁盛キーワードに
なってきます。

 

「生クリームの目玉焼き」

「溶かしバターに落とすポーチドエッグ」

ちょっと非日常感がでますよね?

また、

「テーブルの目の前でオムレツを焼く」

「石焼きビビンバ風に
目の前で生卵から作ってくれる親子丼」

どちらも人気店でやってますが、
できたてが超美味しいメニューだけに
理にかなった非日常なわけです。

 

たまご料理は非日常感を
出すことで、粗利が取れます。

ぜひ、あなたのお店の
たまご料理を少~し非日常に
してみませんか?

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , 目玉焼き 2023年07月17日

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

大人気賭博漫画「カイジ」の
飯テロスピンオフ作品として話題の
『1日外出録ハンチョウ』
という漫画があるのですが、

その第3話に

「オムレツライス」

なるものが出てきます。

オムライス、
じゃありません。
オムレツライスです。

使っている具材は
オムライスと大差ないのですが、
まったく別モノ!というくらいの
魅力がある

超うまい玉子料理

なんですね。

漫画の世界ですが、
とにかく美味しそう
見ているだけで
「そりゃうまいだろう!」
という説得力と魅力が爆裂、

ネットでも実際に作ってみる人が
めちゃめちゃ出てきて今に至ります。

 

オムレツライスの詳細は
ぜひこの漫画をみてほしいのですが、

繁盛たまごメニューとしての
おもしろいポイントが一つあります。

 

それは、

定番人気料理の軸を少しずらす

という点。

ご存じの通り、
オムライスは子供から大人まで
めちゃくちゃ人気があります。

しかしたとえば食べログで
「オムライス」と入力すると
オムライス専門店だけで2054件も・・・。

 

人気なだけ、ライバル多くて
差別化が難しいんですよね~。

ですので、
その人気の軸をちょっとだけズラすんです。

 

例えばご当地地ビールでも、
「おいしさ」だけを追求すると
どんな地ビールも最終的には
キリンラガーとか一番搾りとかの味に
限りなく近づいちゃいます。

なぜなら、大企業が本気で追及した
おいしさのど真ん中だから。

一時期地ビールがすたれたのは
美味しさを追求したから差別化が
なくなったせい、なんてことも聞きます。

ですので、地方の地ビールメーカーは
最高のバランス軸から、
ちょっと苦みが強いとか
桜のスモークで仕込んで
香りのクセが強いとか

そこでしかないオリジナルとして
軸をずらすんですね。

たまご料理でも
同じことが言えます。

たとえば親子丼とか玉子丼であれば、
いろんなお店で作ってまして、
差別化はなかなか難しいですよね。

 

ですが、
似た料理に

だし巻き玉子丼

というものがあります。

だしをたっぷり入れて巻いた
だしまきたまご。

これをアツアツごはんに
のせて食べる・・・
これって、

材料的には親子丼玉子丼と
変わらない、
いやそれより少ないのに

食べてみるとゼンゼン違った
すごい魅力がある
美味しさなんですよ。

ふるふるとろふんわりで、
だしまきたまごを独り占めして
思いっきり食べたい!
みたいなニーズが
確実にあるんです。

ぜひ、ちょっと軸をずらす
繁盛たまごメニュー
考えてみませんか!?

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2023年07月15日

ゆでたまごの食感って、
使う生卵の鮮度
変えられるんです。

うまくコントロールして、
さらに極上の料理に!


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

ゆでたまごって
めっちゃ美味しいですよね~!

ホント毎日食べても飽きません。

個人的にはそのまま塩をチョッとつけて
食べるのも好きなのですが、

ゆでたまごの大きなメリットは
いろんな料理への合わせ方です。

サラダに合わせたり、
半熟にして麺料理や
肉料理にも合わせたり・・・

メニューの美味しさとボリュームの
最高の底上げになります。

 

で、ですね。その際、
ゆでたまごを使う
メニューによって、
茹で加減を変えるじゃないですか。

デビルエッグや
ポテトサラダに入れるなら
しっかり固ゆでして
調理するでしょうし、

 

エッグ&ソルジャーズみたいな
すごくトロトロ半熟
食べる場合もあります。

 

この違いは、
茹で時間で調整するわけですが

もうひとつ
大事な要素があります。

それは、

たまごの鮮度と保存期間。

じつは!

ゆでたまご「食感」は
生卵の「鮮度」で
変わります。

 

新鮮なたまごを茹でると
水分が多くやわらかく、

古いものを茹でると
しっかりした固めの
食感になるんです。

 

理由は2つあります。

ひとつは、炭酸ガス

産みたての卵って、
多量の炭酸ガスを
たまごの内部に含むんですね。

それが3日ほどかけて
ゆっくりとカラの外へ出ていきます。

抜けきってないたまごを茹でると、
白身の中で炭酸ガスの気泡が
固められスポンジ状になり
ふにゃんと弱い食感になっちゃいます。

対して、
ガスが抜けてからの茹で玉子は、
そんなことにもならず、
食感しっかりになります。
この変化は産卵3日後以降ですね。

 

そして
もう一つの理由が水分

ガスが抜けきった後は、
こんどは「水分」がどんどん
たまごのカラのそとに
少しずつ抜けていくのです。

賞味期限内では
約7%も重量が減っちゃうことも。

たんぱく質は減りませんから、
だんだん中身は濃くなってくるわけで、

それを茹でると食感も
自然としっかりしてくるんです。
これは7日間くらい置くと
かなり変わります。

農林水産省畜産試験場で詳細な
試験をした論文もありまして、

新鮮卵と7日間常温で置いた卵で
ゆでたまごの試食試験をしたところ、

7割の人が
「食感がぜんぜん違う。」
「古いたまごの方がうまい!」

と回答しています。


まとめますと、

①食感しっかりで美味な
固ゆで玉子を作るなら
古いたまごをつかう

②半熟トロトロ
やわらか食感を楽しむ
ゆでたまごなら、
ちょっと新鮮な卵を使う
(※ただし剝きにくいので注意)

ということになります。

 

「これ美味しいね!」

と言われる
ワンランク上な食感の
ゆでたまごを目指すなら、
ぜひ『鮮度』に注目してみましょう。

置く時間を計算するだけで
手間はかかりません。

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

(参照:Questionnaire on Peelability of Shell, Taste of Egg Yolk and Albumen, and Yolk Color of Hard-cocked Eggs
・Minoru YOSHI 日本家禽学会誌)