世界で神聖視!縁起の良い〇〇〇たまごはいかが!?
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
即席めんで有名な
東洋水産からこの冬に
マルちゃん製麺の
受験生応援の新商品、
「マルちゃん がんばれ!受験生 かきたまごうどん」
が出てますね。
おなじラインナップで、
「がんばれ受験生 俺の塩焼きそば」
「がんばれ受験生 ホットワンタン」
も出ています。
どれもたっぷりの「たまご」入り。
僕もはるか昔の受験生の頃
夜中にチョッと小腹がすいて
台所を漁って見つけた
カップうどんをすすり、
元気を出してました。
なつかしいですね~。
今年はコロナ禍に大雪と
何かと大変な受験生さんでした、
ちょっとでも多く元気を
出していただきたいですよね。
そして、
たまご屋として気になるのは、
どのへんが
「受験生応援」→「たまご」なのか?
という点。
ニュースリリースによると、
“たまご”の頭文字で、
“たくさん まるとって ごうかく”
の応援メッセージなんだとか。
なるほど~。
個人的には、こういう
ゲンかつぎの言葉遊びは
大っ好きです。
そういえば、たまごでも
受験含めた「縁起モノ」の
たまごがあります。
いわれや伝説も含めると
いくつかあるんですが、
代表的な1つをご紹介
◆縁起モノ!『初産みたまご』
これは、
ヒヨコからニワトリになって
最初の頃に産むたまごのこと。
めちゃくちゃ張りがあって
濃厚みも強い、美味しいたまごです。
目玉焼きとかたまごかけ、
また納豆なんかに合わせると絶品です。
この「初産みたまご」は、
中国では安産・合格祈願の
いわれがありまして、
合格ラーメン!みたいな
応援メニューにも活用できるんです。
また中風(脳卒中の後遺症)予防に
なるとも言い伝えられています。
これはおそらく
初産みたまごがちょっと
小さめサイズのため
黄身の割合が多く、
血中の油分を除去してくれる
卵黄コリンが豊富なため
という漢方的な効果が
経験的にあってのことじゃ
ないかと思ってます。
また、この初産み卵は、
ヨーロッパにもいろんな伝説がありまして、
まずイタリアでは、
新築のお祝いに贈られたりもします。
これはイタリア・ナポリの『卵城伝説』から。
(あの文学者は大魔導士だった!?イタリアの「たまご城」伝説 | たまごのソムリエ面白コラム)
ナポリにある卵城(Castel dell’Ovo)には
『初産み卵』を安置された
秘密の部屋があり、城を守り
「この卵が割れた時
ナポリは崩壊する」
と言い伝えらえています。
また、スペインやイギリスでは、
竜を退治する武器(!?)が
「初産みたまご」
だと言われています。
いくつもの地方に
「初卵をぶつけて竜退治する」
というお話が残っているんですね。
それくらい、
たまご、そして初産みたまごは
神聖視されているんですね。
◆飲食店の季節メニューに!
見た目のかわいらしさもあって
比較的コストも安いので、
いわれのある魅力メニューとして
オススメです。
ただし、ヒヨコからニワトリさんになる
一時期だけですので、
期間限定メニューですね。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。