小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

カン違いが新しい伝説に!春分の日にも卵が立つ…?

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

先日、「立春の日に卵が立つ」

という世界を大賑わいさせた

中国発のたまご伝説についてご紹介しました。

(関連:世界を驚かせた立春のたまご事件 | たまごのソムリエ繁盛コラム

ところが、

「立春」という暦は

24節気のひとつで

使っているのは中国と日本くらい

 

欧米では何の日なのか??が

よくわからなかったせいか、

ちょーっと伝説が変化してしまいまして、

 

立春に卵が立つという伝説が、

一年に二回の

「春分の日と秋分の日に卵が立つ」

というニュー“都市伝説”となって

欧米に広まっています。

 

もっともらしい理屈まで

ついていまして、

「昼と夜の長さが均一になる日は

地球の重力波が安定するため

めちゃくちゃ卵が立てやすいのだ。」

 

「昼と夜が同じ長さだと

気圧が非常に安定して、卵は立てやすい。」

なんてまことしやかな?

科学伝説になっているんです。

さらに

「その証拠に、この日はほうきまで立つ」

という都市伝説に変化してまして、

秋分の日、春分の日(equinox day)には

たまごやほうきを立てる人が続出してます。

 

 

なかなか面白いですね~。

前述のブログではご説明したとおり、

立春だろうが春分の日だろうが

根気があれば一年中立つ!ので、

やろうと思えばどっちでもイイわけです。

 

ちなみに太陽と月の位置関係が良く

潮汐力が若干強くなるのが

春分の日の特徴ですが、

 

海の干満の差が大きくなる程度で、

気象には目立った影響はありません。

 

ましてや重力バランスが変わる、

なんてことはありません。

ねんのため。

 

より面白がって楽しめる風に

絶賛変化中の

たまご都市伝説というわけです。

 

◆あたらしいイベントに乗っかるのも手

この新しい都市伝説のメリットは

「年に2回ある」

ということですね。

 

また、

「中国発で、

今日卵を立てると

幸せな未来になれる。」

…というハッピーな伝説に

変化してますので、

 

たとえばあなたのお店で

「今日はたまごを立てると

幸せになれる日」

「5分以内で立てられたら、

おまけを一品サービス!」

 

みたいな、

モーニングメニューを活用した

ちょっとした店内イベントに

してしまうことも

できるんじゃないでしょうか。

 

そもそもの

「立春のたまご立て」も

壮大なカンチガイ伝説ですので、

 

よりハッピーで

回数の多い方に

乗っかるのも手かもしれません。

 

今年の秋分の日は

9月23日金曜日です。

 

ぜひ、その際は

お店のご繁盛イベントに

ご一考くださいませ~。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話2022年03月21日