10億分の一個!の真球たまご発見(オーストラリア)
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
少し前にオーストラリア在住の方がSNSで
まんまるな卵を見つけた!
とアップして話題になっていましたね。
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おお~!!
たしかにまん丸ですね!
メルボルンの
ウールワース・フィッシャーマンズ・ベンドで
買ったパックに入っていたのだそうで、
「たまたま買ったらまん丸だった。
ググったら10億分の一らしい。
すごい!」
「以前に1400ドル(13万4千円)で
売れたらしい!」
なんてコメントを動画に付けUPしています。
エッ!?ホントにそんな高いの!?
→はい、その通りでして、
2年前に英国でまん丸たまごが見つかって、
その際はオークションにかけられて
1400ドルで落札されています。
その際のは、
こんな↑の〇フォルム。
どっちもすごいですね。
一個13万円のたまご!です。
◆なぜ定期的に出てくるの!?
じつは、他にも
何度か真球の卵、
まん丸たまごは見つかってまして、
たとえば
7年前、9年前にも
まん丸たまごが見つかって
現地のニュースに取り上げられています。
7年前がコレ
9年前がコレ↓です。
どれも良いカンジの
美しいフォルムですね~。
その際は480ポンド、約8万円の落札でした。
しかし、
なんで時々出てくるのでしょうか?
それは・・・
たまごの世界的生産量が
圧倒的だから!
なんです。
世界にはなんと
110億羽のニワトリがいます。
それが、日々たまごを産でくれているのです。
これは畜産動物としての飼育数では
圧倒的に!ダントツで!
ナンバーワンなのです。
2番目のウシは13億頭ですし。
ちなみに日本だけでも年間400億個の
たまごが農場で生まれていますから、
理論上はおなじレアなたまごが
毎年見つかってもおかしくないわけです。
もっとも、
ウチではここまでまん丸のものは
僕も記憶に無いですから、
あんがいそのままスルーされ消費になるか、
規格外としてはねられているんでしょうね。
※一度だけウチでも、
まん丸に近いためパックの
側面を圧迫してしまい、
シールしたときに卵がこすれ
傷ついてしまい
お叱りをいただいたことがあります。
結局のところ、
カタチがちがうだけ、
同じたまごでもこれだけ
価格に差がでてくるのです。
『希少価値』は商売の本質でもあります。
お店の繫盛メニューでも、
どれだけ希少価値をだせるかに
かかっている、その証明みたいな
たまごのできごとですね~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。